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寝屋川中1男女殺害 山田被告の刑務所仲間が激白「土下座は十八番の鬼畜」【裁判ルポ】〈dot.〉

11/4(日) 12:28配信

AERA dot.

 大阪府寝屋川市の中学1年の男女生徒2人を2015年8月に殺害したとして、殺人罪に問われた山田浩二被告(48)の裁判員裁判の公判が11月1日から大阪地裁で始まった。

【画像】星野君の遺体が発見された柏原市の山中

 冒頭、検事が罪状を読み上げ、裁判長が山田被告に認否を尋ねると、山田被告は証言台の後ろでいきなり土下座。

「このたび、経緯がどうであってもすいませんでした。ずっと謝りたかった」

「本来ならご遺族の顔を見て謝罪すべきだが、(山田被告が遺族の姿が見えないように)遮蔽されてできません。けど、声なら届くと思う」

「すぐに病院に連れていけばよかった。ごめんなさい」

 こうして5分ほど、泣きながら遺族に謝罪した。裁判長から「山田さん、またそういう機会はあるから」と促されても「ずっと、お詫びがしたかった」と土下座し続ける山田被告。

「そんなことしていると、ここにいられなくなりますよ」

 裁判長が厳しくいうと、ようやく被告人の席に戻った。

 山田被告の起訴内容は、2015年8月13日午後7時~同11時10分ごろ、寝屋川市の中学校に通っていた平田奈津美さん(当時13)の顔に粘着テープを巻き付けるなどして窒息死させ、同日、同級生の星野凌斗(りょうと)君(同12)の首を何らかの方法で圧迫して窒息死させ、殺害したという罪だ。争点は平田さんへの被告の殺意の有無、星野君の死因と被告の殺意の有無などに絞られている。

 また、2人からは睡眠導入剤が検出されていたことを明かし、山田被告のスマートフォンには、「睡眠導入剤」「死体」「あせ」などというキーワードが検索されていたとして、犯人は山田被告以外にないと訴えた。だが、山田被告はその後、「殺すつもりはありませんでした」と起訴内容を否認した。

 弁護側は被害者2人について、それぞれ傷害致死罪と保護責任者遺棄致死罪の適用を求め、「被告は犯行当時、心神耗弱状態だった」と主張した。山田被告は平田さんについては、「気が付けば手がクビにまわっていた」と弁解し、殺人ではなく傷害致死罪だと主張。星野君については、熱中症で死んだ可能性があると無罪主張を展開した。

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最終更新:11/5(月) 12:21
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