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スバル車ならなんでも大好き……なハズのスバリストからも見放されたスバル車3選

11/5(月) 11:42配信

WEB CARTOP

現在考えれば重要なモデルもあるが当時は受け入れられず!

 スバルファンでさえ、いやスバルファンだからこそ、発売された当時は許せなかったクルマを3台挙げてみた。じつはその後のスバル車の繁栄に繋がったなど、スバル史的に重要なクルマとして高く評価すべきと後になって気がついたものの、新車で発売された当時は、いちスバルユーザーとして憤りを感じたほど安直な商品企画に思えた3台である。

【写真】たった400台しか作られなかった激レアなスバル車がコレ!

1)インプレッサスポーツワゴン・グラベルEX

 1995年に発売されたグラベルEXは、90年代の前半頃、パジェロなどの本格クロカン4WD車が火をつけ、その後RAV4などの乗用車ベースの都市型4WD車が盛り上げた、アウトドア向けのモデルが大流行した現象、いわゆるRVブームのなかで産まれた。

 それまでのスバルは、レオーネ時代に育んだ正統派の4WD技術による悪路走破性能の高さによって、降雪地域などでは絶大な信頼を獲得。当時の筆者は、乗用車4WDのパイオニアとして、スバルが雰囲気重視の軟派なRVもどきをラインアップすることはありえないだろうと信じていた。三菱がギャランにGT-RVという典型的な流行後追いの安直企画車を設定したときは、鼻で笑いながら冷ややかな目で蔑んだものだ。

 しかし、あろうことかスバルも時代の流れに追従するかのように、初代インプレッサのスポーツワゴンWRXをRV車風に仕立てた派生モデルを発売。カンガルーバー的なスポーツグリルとテールゲートに背面タイヤを装着し、パッと見た目をいかにもRVな雰囲気としたが、なんちゃってRVであることは誰の目にも明らか。当時のスバルファンからは総スカンを食らい、わずか1313台で生産終了。

 筆者も憤慨したひとりだが、車高を30mm高めて最低地上高を185mmとしたところなどにはスバルらしさも感じさせた。北米では一定の人気を博し、販売は継続。その後のフォレスターやアウトバック、さらにはXVなどの現代の世界的な人気モデルに繋がったことを思うと、流行に後追いした安直企画などと酷評した、昔の自分の先見の明のなさを嘆くばかりである。

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最終更新:11/6(火) 11:06
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