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明暗がはっきりと分かれた2強。川崎Fが優勝に王手、広島は終了直前に悲劇【J1優勝争いの現状】

11/7(水) 11:23配信

フットボールチャンネル

明治安田生命J1リーグ第31節が10月31日から11月4日までに行われた。川崎フロンターレが盤石の戦いで勝ち点3を伸ばすなか、サンフレッチェ広島は足踏みが続いている。リーグ王者が間も無く決まる。

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●川崎Fが連覇に王手

 川崎フロンターレが、リーグ連覇に大手をかけた。第31節ではホームで柏レイソルと対戦。前半21分に先制すると、33分にはセットプレーから谷口彰悟が頭で決めてリードを広げる。そして後半終了間際にダメ押しゴールをゲット。タイトルレースのプレッシャーも感じさせず、クオリティの高いサッカーで勝ち点3を積み上げた。

 柏はこの日に向けて3バックでの戦いを準備してきたが、川崎Fは動じない。サイドバックを中に絞らせ、サイドハーフが外に張るなどして、相手に優位な状況を作らせない。前からプレスに来るわけでも、後ろでブロックを作るわけでもない柏に対し、川崎Fは余裕を持ってボールを動かしてチャンスをうかがった。そして21分、左サイドのスペースに守田英正が走る。マークを外した守田はゴール前の状況を確認し、マイナスのクロスを供給。これを家長昭博が冷静に蹴り込み、スコアを動かした。

 セットプレーではゾーンで守る相手を出し抜き、身長193cmのオルンガの後ろから谷口がフリーでヘッドを決めた。2-0としてからは相手にチャンスを作られる場面もあったが、リーグ最少失点の守備は簡単には崩れない。そして89分、味方のシュートのこぼれを阿部浩之が決めて勝負あり。柏は守護神の中村航輔が復帰していたが、川崎Fはお構い無しとばかりに複数得点を奪ってみせた。

●広島の優勝は風前の灯

 前半戦の勢いが完全になくなったサンフレッチェ広島は、アウェイに乗り込みジュビロ磐田と対戦した。期限付き移籍で約3シーズン、サックスブルーのユニフォームを纏った川辺駿が“凱旋”した。

 広島は試合の入りに成功している。ティーラシンのゴールで先手を取ると、59分には和田拓也がネットを揺らした2-0とした。以前の広島であればセーフティリードだったが、試合はこれで終わらなかった。

 磐田はCKから最後は川又堅碁が押し込んで1点を返すと、息を吹き返す。途中出場の荒木大吾が相手を引きつけてパスを送ると、田口泰士がシュート。これは当たり損ねたが、ボールの行く先にいた櫻内渚がシュートを決め同点とした。

 ペースを明け渡した広島は、激変した流れを引き戻すことができない。そして、後半アディショナルタイム。PKを献上すると小川航基に決められ、らまさかの逆転負け。2点差をひっくり返されるショッキングな形で試合を落とし、これでここ6試合の成績は1分5敗、連敗は『4』に増えた。川崎Fとの勝ち点差は7に広がり、優勝から大きく遠ざかることとなった。

 この結果、川崎Fは次節にも優勝決定の可能性を手にした。次節、川崎Fはたとえ負けたとしても、広島が敗れれば優勝が決まる。王者が連覇に限りなく近づいている。

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