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【動画】ロシア軍機が米軍機をインターセプト

11/7(水) 17:27配信

ニューズウィーク日本版

黒海上空を飛ぶ米軍偵察機にロシア軍機が2度、異常接近。乱気流と振動を起こした

11月5日(現地時間)、ロシアの戦闘機が米軍の偵察機に危険を顧みないプロらしからぬ方法で近づく異常接近(ニアミス)事件があった。アメリカ海軍第6艦隊(ヨーロッパ、アフリカ担当)の報道官が発表した声明によると、ニアミスが起きたのは黒海上空の国際空域だった。

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声明では、ロシアの戦闘機SU-27と米海軍の偵察機EP-3の異常接近は、25分にわたって続いたと述べている。CNNの取材に答えた米軍の幹部3人は、ロシア側の戦闘機は米軍機の前を高速のまま通過したと証言した。

CNNによると、ロシアの戦闘機は最初、高速で米軍機の前を通過、その後乱気流が起こったと米軍機の乗組員は報告している。直後、Su-27は再びEP3に接近し、機体を傾ける操作をしながらアフターバーナーで一気に加速したという。米軍機の乗組員はその時、機体の振動を感じたと言っている。

米海軍は以下のように述べている。「EP-3の乗組員は、最初の異常接近により乱気流、2度目には振動が起きたと報告している。(中略)異常接近は無責任な行動だ」

声明は、以下のように続けた。「我々はロシア軍に対し、安全を確保し不測の事態を防ぐために定められた国際基準に従って行動するよう要求する。1972年に定められた海上事故防止協定(INCSEA)もその一つだ。基準から逸脱した行為は判断ミス、ひいては空中衝突のリスクを高める」。そして、米軍機は国際法に従って飛行しており、「このようなロシアの行動を引き起こすような行為は行っていない」と付け加えた。

■普通の接近とは正反対

米軍幹部はCNNに対し、ロシアの戦闘機がEP-3にどこまで近づいたかは推測できないと述べている。ただし、今回のニアミスが安全か否かを判断する上では、距離よりは飛行時の挙動がカギとなるという。

米国防総省のエリック・パホン報道官は、「ロシア機はアフターバーナーで加速し、(米軍機は)大きく揺れた」と言う。「この行動で我々は警戒した......あまりに近くまで接近していたからだ」と述べた上で、EP-3はトランスポンダー(自動送受信無線機)をオンにしていたが、ロシア機との間に交信はなかったことを明らかにした。「彼らが無線通信を行わなかったため危険が増した」

在駐米ロシア大使館も5日、この件に関し公式ツイッターで短い声明を発表。ロシア機は「必要なすべての安全手順に従っていた」とした。

「ネイビー・タイムズ」紙が指摘するように、ロシア軍機による接近は日常的に起きている。国防総省の幹部によれば、その大半は安全かつプロフェッショナルなやり方で行われている。しかし今回の一件は、こうした通常の接近とは180度異なるものだったと、パホンは強調した」

(翻訳:ガリレオ)

ススミタ・スレシュ

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