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エリザベス女王杯は3歳と4歳に注目。カンタ-ビレは勝ち要素が多いぞ

11/7(水) 7:20配信

webスポルティーバ

 11月11日、京都競馬場では3歳以上の牝馬によるGIエリザベス女王杯(芝2200m)が行なわれる。

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 かつては3歳牝馬限定による芝2400m戦だったが、1996年に4歳以上にも開放されて今回で23回目を数える。三冠戦線を戦ってきた3歳馬が初めて古馬と対戦することが多いレースだけに、世代の比較が大きなポイントとなる。

 過去22回の年齢別成績を見ると、3歳馬が113頭出走して8勝、4歳馬が116頭で9勝とほぼ互角の争い。5歳馬が101頭で5勝と続き、6歳以上は31頭が出走して6歳馬による2着1回、3着1回だけとなっている。このデータからは、3歳と4歳を中心に考えるのがいいだろう。今年の登録馬は3歳馬2頭、4歳馬4頭と少なめで、5歳馬8頭、6歳馬3頭、8歳馬1頭と比較的に高齢馬が多くなっている。

 人気を集めるのも3歳と4歳になりそうだ。中でも、注目すべきなのがカンタービレ(牝3歳/栗東・中竹和也厩舎)。同馬は今春のGIIIフラワーC(中山・芝1800m)で重賞初制覇。GIオークス(東京・芝2400m)は13着と敗れたが、秋初戦のGIIローズS(阪神・芝1800m)を快勝し、前走のGI秋華賞(京都・芝2000m)は3着に入っている。

 この馬を推す理由のひとつが、秋華賞で見せた進歩だ。4角先頭で押し切ったローズSのように、これまでは前に付けるイメージだったが、秋華賞では後方に控える戦法から4コーナーを12番手で直線に入り、大外から上がり3F33秒9の鋭い差し脚を見せて3着に入った。こういう競馬ができると、スローペースのときは前へ、ハイペースのときは後ろへと、レースの展開に応じての位置取りに対応できる。安定した成績が期待できるため、軸馬として実に狙いやすい。

 ローテーションも好感が持てる。過去、3着以内に入った3歳馬19頭のうち、17頭が秋華賞からのステップで、そのうち7頭が勝利している(もう1頭は秋華賞に出馬していないイギリスのスノーフェアリー)。ちなみに、その7頭のうち、昨年のモズカッチャンは秋華賞3着からで、その他、2003年アドマイヤグルーヴ、2006年のフサイチパンドラ(2位入線からの繰り上げ)、2008年のリトルアマポーラは、秋華賞で敗れた後にこのレースを勝利している。

 カンタービレは血統も素晴らしい。父はディープインパクトで、母の父ガリレオは欧州チャンピオンサイアー。3代母の父には仏ダービー馬ビカラの血も見られ、スタミナと成長力が期待できる配合だ。今後もレースを使うたびに強くなっていきそうで、今回、GI制覇のチャンスは大きい。

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