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なぜ内藤哲也はジェリコを追う?1.4東京ドーム、もう1つの焦点。

11/7(水) 11:31配信

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 「内藤、オマエはすでにオレに叩きのめされているんだ。この大阪でな。オレがタイトルマッチに持っていくのにそうしたように、オレをやっつければリマッチできるとでも思ってんのか? 

 それは無理だ。

 東京ドームだろうが、後楽園ホールだろうが、マジソン・スクウェア・ガーデンだろうが、どこであっても、オレはオマエの前に2度と立つことはないのだから」

 11月3日、大阪府立体育会館で行われたEVILとのIWGPインターコンチネンタル選手権は、王者クリス・ジェリコが貫禄の逆エビ固めで勝利した。

 ギブアップした後のEVILを、さらに逆エビ固めで痛めつけるジェリコに、見かねてリングに上がって低いドロップキックを見舞ったのは内藤哲也だった。

 だが、ジェリコはそんな内藤を相手にせずにさっさとリングを降りて「オレがクリス・ジェリコさまだ」と言わんばかりの表情で花道を引き揚げた。

クラシックな試合で勝ったとは!?

 ジェリコはEVILに思ったより手こずったということなのか……試合後の会見で、まずは水を要求するとおもむろにしゃべり始めた。

 「今日はクラシックな試合をお見せしてやった。わかるか? こんなクラシックな試合は久しぶりだ。EVILにとっては初めてだったろうけれど、オレにとっては257試合目だ。クラシックの中でもよりクラシックで、古典的な試合だ」

 ジェリコはクラシックというが、確かにフィニッシュこそクラシックだったが、ジェリコがいうほどクラシックというわけではなかったが……。

「日本人には、無敗の男だ」

 「オレがGOAT(Greatest of All Time=すべての時代においてもっとも偉大)な男だと言われる理由がわかっただろう。

 日本に“Greatest of All Time”と言われるような男はいるか。いないだろう? でも、ここに1人いる。オレだ。それが真実なんだ。他にどこかにいるというなら、見つけて来い。

 このインターコンチネンタル王座の歴史の中でオレほどの男はいなかったはずだ。オマエらにそれができるか? できないだろう。他にそれができるヤツがいるか? いない。オレのように完璧な英語を話すヤツがいないのと同じようにだ」

 ジェリコは一息にしゃべり続けた。

 「オレが“ガイジン”だから文句があるようだけれど、オレはニュージャパンのヤツらにはまだ負けてない。日本人には、無敗の男だ。まあ、EVILもすばらしい選手だったな。そしてすばらしい試合だった。でもオレは長い間、世界最高でいる。そんなオレと1対1で戦えてよかったな。これでオマエの名が上がるだろう」

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最終更新:11/7(水) 11:31
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