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保険会社社員が「手に職」転職 半年独学で中学教諭に

11/7(水) 5:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 多くの女性が憧れる、手に職。安定した生活を送り続けるためにも、ライフイベントや景気に左右されない確固たるスキルを身に着けたいですよね。しかし実際は目の前の仕事に追われ、「手に職」なんて夢の夢。どうやって手に職をつければいいのかわからない、どの仕事が自分に合うのか想像もつかない、という人が多いのではないでしょうか。

【関連画像】保険会社の社員時代から「勉強する習慣がついています」

 しかし、世の中には転職によって手に職をつけ、キャリアアップを叶えた女性たちがいます。そこで、「一生困らない 女子のための『手に職』図鑑」(光文社刊)の著者、華井由利奈が、そんな女性たちの実体験をお届けします。

 今回紹介する職業は「中学校教諭」。大手保険会社の社員から数学教師に転身したMさんは、働きながら教員採用試験に向けて勉強し、たった半年で合格したそうです。一体どのように時間を捻出し、転職の準備を進めたのでしょうか?

●高層ビルのオフィスから公立中学へ なぜ転職?

――保険会社の社員と中学校の教員、かけ離れた職業ですが、なぜその道を選んだのですか?

M:以前は大手保険会社の本社でデスクワーク中心の仕事をしていて、毎日充実していました。東京の皇居が見える新築の高層ビルに入っているオフィスで、上司にも恵まれ、人間関係は良好。辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。

 でも唯一違和感だったのが、風を感じられないことだったんです。天気がいいと、清潔感あふれるオフィスの高層階から、美しい眺めが見えました。でもなんでこんなに気持ちのいい日に、私は空調の効いたオフィスビルのなかで働いているんだろう。なんで外に出られないんだろうって思っていたんですよ。

――ということは、その気持ちが膨らんで転職を?

M:いえ、その違和感はあまりにも小さかったので転職の動機にはならず、保険会社の社員として一生を送る選択肢もありだなと思っていました。でもその頃、状況が一変したんです。遠距離恋愛をしていた彼にプロポーズをされ、結婚が決まりました。そして私は、彼の職場がある地元名古屋にUターンすることになったんです。

 私が保険会社で担当していた業務は東京でなければできない仕事だったので、別居婚を選択しない限り、「名古屋へ引っ越す=転職」は確定でした。でも女性はいざというときにきれるカードを何枚も持っておいたほうがいいと思っていましたし、教員は学生時代に憧れていた職業だったので、この道を選びました。

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