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活字離れを起こしていた私が親子で読書好きになるために実践し、効果を感じている方法

11/8(木) 11:10配信

ライフハッカー[日本版]

私はなるべく多くの本を読みたいし、息子にも読書好きになってほしいと思っています。しかし、そう望んでおきながら、私は小学校に上がった頃から20才になるまで、教科書以外では活字に触れない生活をしていました。

【画像】活字離れを起こしていた私が親子で読書好きになるために実践し、効果を感じている方法

読書をしない家庭だったのかというと、むしろ反対で、私の母は年間300冊以上本を読む読書家でしたし、家のいたるところに本棚が並ぶ、ミニ図書館のような環境でした。

では、本に囲まれ、読書のメンターが側にいたにも関わらず、なぜ、母のような読書家にならなかったのでしょう。自分の経験を振り返り、親子で読書が好きになれる方法を考えてみました。

読書を楽しむ姿を見せるのは大事、でも寂しがらせてはダメ

小さい頃、私は読書ばかりしている母に不満を持っていました。いったん読書が始まると、自分の世界に入り込んでしまって、私の入る余地がなくなってしまうからです。疎外感を感じるようになり、いつからか「読書とは母を奪うもの」「本なんてなくなればいい」と考えるようになっていました。

おそらく、スマホ中毒の親を持つ子どもが「自分は大切にされていない」と感じるのと同じ感覚だと思います。なので、私は母が読書している姿を見るのが好きではありませんでした。

ところが、読書好きの子どもを育てているママ友の話を聞くと、「子どもを読書好きにしたいなら親が読書している姿をみせる」必要があるのだとか。それなら、私は大の読書好きになっているはずなのにどういうことでしょう。

振り返ってみた結果、母に足りなかったことは「本が原因で子どもに寂しい思いや嫌な思いをさせないこと」だと思いいたりました。

そこで、可能な限り心地いいブックライフを送るために、本をジャンル別に分けて、付き合い方を変えることにしました。

心地いいブックライフのための本のジャンル分けと付き合い方

その1:遊ぶ部屋…読むだけでは終わらない本を置く

まず「遊ぶ部屋」には、本を中心に私たち親子がコミュニケーションを取れる作品を置いています。感情を揺さぶりディスカッションのきっかけになる物語だったり、知的好奇心をくすぐりアクティビティのきっかけになる読み物だったり、何度も親子間でやりとりが発生する指差しゲーム系の本だったり、基本的に読むだけでは終わらないものがメインになっています。

レベルは、自分でも読める赤ちゃん向けの本もあれば、私が噛み砕いて説明しなければいけないような難しいものまでさまざま。勉強の意味合いが強い本は、なるべく楽しい雰囲気を出そうと天気のいい日にベランダにレジャーシートを敷いて、ピクニックしながら読むような工夫をしています。

その2:寝る部屋…寝かしつけのための本を置く

「寝る部屋」には、私が一方的に聞いて聞かせる寝かしつけを意識した本を揃えています。このように本を分けて置く理由は、ワクワクする冒険活劇物語や、怖すぎる怪談、数分で読み終わらないボリュームの作品を息子が読みたがることを避けるためです。

そういった本は、睡眠導入には向いていないと思います。「これ読んで」「これはダメ。こっちはどう?」「これは嫌」といったやり取りは、なるべく発生させたくありません。ですから、あらかじめ親が寝かしつけ用の本を見繕い、その中から選ばせる方がいいだろうと考えました。

内容やテイストは、遊ぶ部屋にあるのとは真逆。先が知りたくてウズウズすることはなく、ワクワクして寝られなくなってしまうようなこともない、まるで国語の教科書に掲載されているような本ばかりです。たとえば、以前「コストパフォーマンスの良い英語学習法」の記事でご紹介したUsborneコレクションです。

これは背表紙の色で難易度が分かれているため、時間と体力がある日は難しい本、眠いけれどもう一冊読みたいときは5分以内に終わる簡単な本、という風に選ぶことができますし、小さめで、ある程度の硬さがある紙質なので、寝転がった状態でもページがめくりやすいのもポイント。

また、優しい色使いのいたって普通の(特徴的でない)挿絵なので、子どもが目を輝かせて見入ってしまうこともありません。本が原因で目が冴えてしまった、ということがないため、寝かしつけもスムーズに進み、私もイライラさせられることがありません。

その3:仕事部屋…親が自分のための本を置く

「仕事部屋」に置かれているのは、「対自分」の本です。仕事部屋には家族全員分の机があり、各自仕事の資料や集中して読みたい小説などが置かれています。私が自分だけの読書時間を確保したいときは、ここにきて過ごします。時間は朝5時から6時まで。この時間に設定している理由は、息子に読書の邪魔をされずにすむからです。

子どもの頃、読書中の母に話しかけると「邪魔しないで」「あと少しだからもう少し読ませて」「あなたも何か本を読めば」と言われて悲しかった思い出があります。その積み重ねが本に対してネガティブな感情を持つようになったのも確かだと思います。

自分が言われて嫌だったので、息子に言わずに済むように、家族が寝ているときに熱いコーヒーをすすりながら読書をする、贅沢な時間をすごしています。

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