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同質化するブランドロゴ 旧「セリーヌ」ロゴデザイナーが苦言

2018/11/8(木) 22:00配信

WWD JAPAN.com

「セリーヌ(CELINE)」や「バーバリー(BURBERRY)」をはじめとするリブランディングを図るラグジュアリーブランドが新ロゴを披露するたびに、そのロゴに対する賛否の議論が絶えない。過去を拭い去ってミニマルなフォントを採用するのは、果たしてリブランディング成功への道筋と言えるのだろうか。

同質化するブランドロゴ 旧「セリーヌ」ロゴデザイナーが苦言

「今、99%のファッションブランドのロゴは白い背景にブラックの書体だ」。グラフィックデザインを専門とするマランゴーニ学院(Istituto Marangoni)のグレゴリオ・ポゲッティ(Gregorio Poggetti)教授は、「セリーヌ」と「バーバリー」などの新ロゴについてこう語る。両ブランドともクリーンでシンプルで、文字の線の端につけられる強調線や飾りなどのセリフがないサンセリフ(sans-serif)のボールド体を採用した。

2005年にフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ」のロゴをデザインしたグラフィックデザイナー、ハンネス・ファミラ(Hannes Famira)は「こうしたリブランディングの指揮をとるデザイナーたちは、書体デザイナーという職業があることを知っているのかどうかさえ疑問だ」と苦言を呈する。特にアクセントを消し、文字間などを微調整したエディ・スリマン(Hedi Slimane)による新ロゴに関しては「新『セリーヌ』ロゴは現代化したというより、同質化したと感じている。このブランドは“洗練”という名のバトンを突き返して、新ロゴを思いのままに推し進めている」と批判する。

さらに、クリーンでモダンなフォント一辺倒になることで、ラグジュアリーブランドのロゴが均質化するのではないかという多くのタイポグラファーたちの危惧にも言及し、「新『セリーヌ』ロゴは“既製品”。ブランドはお互いを監視し合い、ご近所さんがやっていることはなんでも真似したがる。今と次に来るものを常に気にしているこの業界だからこそ、こういう現象が起き始めている」と注意を喚起する。

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最終更新:2018/11/10(土) 14:26
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