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米国人女性が歴史的な〈コンクリートの天井〉を破壊!

11/9(金) 12:00配信

クーリエ・ジャポン

「史上初」を連発

「この選挙を戦うことに決めた理由、それは、倫理的な問題に対して明確に声が上がらない場合、その声を上げるか否かは私たち自身にかかっているからです」

11月6日に行われたアメリカの中間選挙によって、史上最年少の下院議員となったアレクサンドリア・オカシオ・コルテス(29歳・民主党)はそう語っている。


今回の選挙では、多くの女性が自ら進んで出馬し、型破りな戦いぶりを見せ、米史上最多となる議席を勝ち獲るとともに、数々の「史上初」を生み出した歴史的な選挙となった。以下はその一例だ。

1.米国初のネイティブ・アメリカン女性連邦議員が誕生
シャリス・デービッズ(カンザス州、民主党)
デブ・ハーランド(ニューメキシコ州、民主党)

2.米国初のムスリム女性連邦議員が誕生
イルハン・オマル(ミネソタ州、民主党)
ラシダ・タリーブ(ミシガン州、民主党)

3.その州から初の黒人女性連邦議員が誕生
アヤナ・プレスリー(マサチューセッツ州、民主党)
ジャハナ・ヘイズ(コネティカット州、民主党)

4.その州から初の女性連邦議員が誕生
マーシャ・ブラックバーン(テネシー州、共和党)

「史上最年少」も2人

今回の選挙では、女性の下院候補者の3分の1が白人以外の人種だったことも、目立った特徴だった。

また、若い世代を議会に送り込む結果にもなった。アレクサンドリア・オカシオ・コルテス(ニューヨーク州・民主党)とアビー・フィンケナウアー(アイオワ州・民主党)は、ともに29歳で史上最年少議員となった。


さらに今回の選挙では、4人の女性退役軍人が当選している。

有権者の傾向を男女別で見ると、男性は共和党に傾く傾向がある一方で、女性の左傾化はさらに進んだ。調査会社ギャラップによると、9月現在の登録有権者のうち、男性では共和党支持者が50%、民主党支持者が44%だった。

一方、女性では民主党支持者が58%、共和党支持者が34%と、その差が24ポイントもあった。6月時点では8ポイント差だったため、選挙が近づくにつれ、女性は民主支持に傾いていったといえる。 

とりわけ、ミレニアル世代の女性には民主党支持者が多かった。シンクタンクのピュー研究所の統計によると、ミレニアル世代の女性の民主党支持者は70%におよんでいる(男性は50%弱)。

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