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CLで元気がいいイタリア勢。 セリエA復権の希望をナポリに見た

11/9(金) 6:21配信

webスポルティーバ

 いま一番勢いのある国はどこか。欧州でその指標になるデータは、チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の過去5年の戦績を元に弾き出したUEFA国別ランキングだ。

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 CLもELも1勝の重みは同じ。ポイントに差はない。問われているのは、欧州のカップ戦に出場したすべてのチームの活躍度だ。ある有名チームが好成績を収めても、その他のチームがサッパリではランキングは上がらない。リーグとして活気づいていることの裏付けにはならない。

 たとえば、CL決勝にユベントスが進出した2014-15シーズンのイタリアだ。欧州一の座はバルセロナに譲ったものの、ユーベは存在感を示すことができた。ともすると、イタリアはスペインと対等な関係にあるかのように見えた。だが、スペインがベスト8に3チーム(バルサ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード)が駒を進めたのに対し、イタリアはユーベのみ。本大会に出場していたもう1チームのローマは、グループリーグで消えていた。

 2015-16シーズンは、ユーベとともにローマがベスト16入りしたが、両チームは1回戦であえなく敗退。続く2016-17シーズンもユーベは決勝に進んだものの、本大会に出場していたもう1チームのナポリはベスト16で敗退していた。

 しかし昨季(2016-17)は、ユーベ、ローマ、ナポリの3チームが本大会に出場し、ユーベ、ローマがベスト8入りを果たす。イタリアの成績はじわりと向上した。UEFAランキングもスペイン、イングランド、ドイツに次ぐ4番手の座こそ変わりなかったが、2位、3位との差は大きく詰まることになった。

 そして今季。大会規定の変更で、2017年のランキングで4位だったイタリアにも、4つの本大会出場枠が与えられることになった。

 ちなみに、イタリア勢がCL本大会に4チームを送り出すのは、2009-10シーズン以来9シーズンぶり。それは、欧州トップ3の座から陥落した期間を意味している。

 自分自身で増枠を勝ち取ったわけではないとはいえ、今季ユーベ、ローマ、ナポリ、インテルの出場4チームは、厚遇に応えるだけの成績を収めている。グループリーグ第4節を終えた段階で、すべてベスト16入りの条件である2位以内を死守。このまま、4チームすべてがグループリーグを突破し、ベスト16入りすれば、ランキング3位のドイツを抜き、ランキング2位のイングランドに肉迫することは間違いない。

 イングランド対イタリアという視点でCLを眺めると、注目区はB組(バルサ、インテル、トッテナム・ホットスパー=スパーズ、PSV)、C組(リバプール、ナポリ、パリ・サンジェルマン=PSG、レッドスター・ベオグラード)、H組(ユーベ、マンチェスター・ユナイテッド、バレンシア、ヤングボーイズ)になる。

 まずB組。インテルの勝ち点は4節を終えて7。対するスパーズは4。注目は、次週、スパーズホームで行なわれる直接対決だ。インテルがこのアウェー戦で引き分け以上の結果を残せば、最終節を待たずに通過が決まる。

 次にH組。11月7日、ユーベホームで行なわれたマンチェスター・ユナイテッドとの直接対決は、途中までユーベの一方的なペースだった。後半20分、クリスティアーノ・ロナウドの先制ゴールが決まった時は、もう1、2点はいけそうなムードにあった。

 しかし、敗れれば3位バレンシアに逆転を許す可能性があったマンチェスター・ユナイテッドは、そこから踏ん張った。終了間際、2ゴールを立て続けにゲット。ユーベに続くグループ2位の座を死守した。

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