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2枚落ちとまさかの不振で青学大に大敗。箱根で東洋大の逆襲はあるか

11/9(金) 10:20配信

webスポルティーバ

 青学大の完勝に終わった11月4日の全日本大学駅伝。王者と競り合ったのは東海大だけで、3強のひとつに挙げられていた東洋大は“勝負のステージ“にさえ立つことができないまま3位に終わった。

【写真】全日本2位の東海大に一筋の光明。 エースの復調と駅伝デビューの健闘

 レース前日、東洋大・酒井俊幸監督は、「6区終了時で2分差ならチャンスはある」と話していた。自信にあふれた言葉のように感じたが、今思うとチームの苦悩が隠されていた。7区、8区に出場するエースに対しての期待感と、チームを鼓舞するための言葉選び。裏を返せば、「6区までを2分差で食い止めたい」という弱気な気持ちの表れとも言えた。

 区間エントリーは、1区・田上建(2年)、2区・西山和弥(2年)、3区・今西駿介(3年)、4区・浅井崚雅(2年)、5区・渡邉奏太(3年)、6区・鈴木宗孝(1年)、7区・吉川洋次(2年)、8区・相澤晃(3年)。補員の小笹椋(4年)と山本修二(4年)が、レース当日の選手変更(3人以内)でどの区間に入るかが注目された。

 過去のキャリアからすれば、1区、4区、6区が交代の候補かと思われたが、ふたりの4年生が入ったのは別の区間だった。小笹が5区で山本が7区。前年の全日本2区で区間2位と好走した渡邉が夏に故障し、今年の出雲駅伝6区で区間賞を獲得した吉川もシンスプリント(すねの内側の痛み)が気になるということで出場が回避された。ふたりの1万m28分台ランナーが外れたことで、青学大と対峙するには明らかに駒不足だった。

 迎えたレース本番では、2年生エースが失速した。1区の田上は青学大と15秒差だったものの、2区の西山がまさかの区間14位。青学大に急接近したいところで、早々と優勝争いから脱落した。

 それでも、3区の今西と5区の小笹が青学大勢と互角の走りを見せて順位を押し上げると、7区の山本で3位に浮上。8区の相澤は区間賞を奪い、鉄紺のタスキが意地を見せた。優勝した青学大とは2分46秒差。ほぼベストメンバーを組むことができた青学大に対して、東洋大は“2枚落ち”の状況。さらに西山の不発もタイム差に表れた。

「西山は設定タイムが31分30秒だったので、1分40秒ほど悪かった。序盤で流れていければ、終盤は並走できたと思うんですけど……。4区浅井も設定より50秒くらい悪いですし、前半はパンチ力がなかったですね。相澤も後半がよくありませんでした。57分30~40秒では走らせたかったので」と酒井監督。西山だけでなく、相澤も設定タイムより50秒ほどよくなかったという。

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