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「バーバリー」上半期は42%の増益 「Bシリーズ」が中国で大ヒット

11/9(金) 17:30配信

WWD JAPAN.com

「バーバリー(BURBERRY)」の2018年4~9月期は、売上高が前年同期比3.4%減の12億2000万ポンド(約1793億円)となったものの、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)=チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)によるデビューコレクションの成功やコスト削減などが功を奏し、純利益は同41.8%増の1億3200万ポンド(約194億円)となった。なお、コティ(COTY)とライセンス契約を締結しているビューティ事業を除いた売上高は同3.0%増だった。

「バーバリー」上半期は42%の増益 「Bシリーズ」が中国で大ヒット

ティッシCCOによる新たなビジョンに基づいたファーストコレクションが「非常に大きな反響」を呼んだ他、毎月SNSを通じて限定商品を販売する「Bシリーズ(B SERIES)」やカプセルコレクションの発表などが、ブランド再生に貢献したという。マルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)最高経営責任者(CEO)は「『バーバリー』の改革は始まったばかりだが、すでに成果が出ていることに勇気づけられている。リカルドのビジョンに対し、顧客や業界からもポジティブな反響をいただいた。今後も、変革を通じてダイナミックに進んでいきたい」と語った。

ブランド再生に一役買っている「Bシリーズ」では、Tシャツとスエットシャツを販売。9月17日、ティッシCCOのデビューコレクションがロンドン・ファッション・ウィークで発表される直前にドロップしたが、中国人顧客からの強い需要によりわずか4時間で完売した。日本では公式LINEおよびインスタグラムで、韓国ではカカオトーク(KAKAO TALK)を通じて発売した。

「中国のファンダメンタルズは引き続き堅調だ」とゴベッティCEOは分析する。「アジア太平洋地域では、中国本土および中国人観光客による香港や韓国での購買に支えられ、1ケタ台半ばの成長率となった。米中貿易摩擦や中国経済の減速がある中でも売り上げが伸びている」。

同社は、中国の消費者を「非常に重要な顧客層」と位置づけており、19年に大型店のオープンを計画しているという。なお、ラグジュアリーEC企業大手の英ファーフェッチ(FARFETCH)との提携により、「バーバリー」は出店範囲を以前の45カ国から150カ国まで拡大した。

アジアは「バーバリー」にとって最大の市場だが、まだ成長の余地があり、特に日本に着目しているとゴベッティCEOは話す。「大きなチャンスがあると考えており、優先順位の高い市場だ。カバーしきれていなかったが、急激に追いつきつつある」という。

最終更新:11/12(月) 10:44
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