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川谷絵音「強がらずにはいられない弱虫」

11/11(日) 10:10配信

エスクァイア

なぜ、彼は異端児となったのか?

マーベリック。それは一匹狼であり、“異端児”。高校時代は常に学年順位ひと桁台の成績で、推薦で理系の大学院まで進んだという川谷絵音さん。音楽教育を受けているわけではない川谷さんが、「ゲスの極み乙女。」を結成し、メジャーデビューするまでわずか2年。現在は4つのバンドで活動し、相当数の作詞作曲をすべて自身で行っている。今度は何をやってくれるのか? 彼のもつマーベリックな世界観に迫ります。
 
>>>本記事は【川谷絵音「強がらずにはいられない弱虫」【前編】】の続きです。

【 動画 】【けん玉チャレンジ】川谷絵音さんへ一問一答!

実をいえば、 音楽を自分がつくっている 意識はないんです。 頭の中におじさんがいて、 カタカタカタと つくってくれてます。

―「実は、本格的に音楽活動を始める前、お笑いの道に進もうと考えたことがあったんです。笑い飯さんが大好きで、お笑いにのめり込んで、音楽からも遠のいて、本気で養成所に入ろうとしていました。ただ、ちょうどそのころ先輩にバンドに誘われて、ほぼ無理やり活動させられたんです。お笑いに未練?はないですよ(笑)。テレビに出るようになって、本当に面白い芸人さんたちを間近に知ることになったので、自分にはあり得なかったことはよくわかりますから。逆に、音楽で売れて、ああいうことがあって、それで小藪さんたちとバンドをやっているという今の事態は面白いなと思います。この前ね、笑い飯さんに会えたんですよ。小藪さんが紹介してくれて、写真も撮ってくれて、そんなことも今の俺でなければなかったんじゃないでしょうか」。

 いろんな見方があるだろうが、あれだけの騒動があってもつぶれなかった。それがアーティストとしての彼のすべてであるように思う。2014年に『indigo la End』と『ゲス乙女』のふたつのバンドで同時にメジャーデビューし、『ゲス乙女』初のフルアルバム『魅力がすごいよ』に収録された楽曲は、テレビドラマの主題歌や携帯電話会社のCMソングに採用され、CD大賞も受賞。翌年にはNHK紅白歌合戦に出場している。つまり、デビューから2年でそこまで一挙に駆け上がったところで起きたことだったのだ。そんな乱高下を経験しながら、彼は今、ここにこうしている。けれど、国民的バンドの仲間入りと言われた2015年の状況を、彼は楽しんではいなかったという。

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最終更新:11/11(日) 10:10
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