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命の危険も! インフルエンザ流行に備えるQ&A〈週刊朝日〉

11/14(水) 7:00配信

AERA dot.

 今年もインフルエンザのシーズンが近づいてきた。昨シーズンはワクチン不足などが問題になった。今シーズンも油断は禁物。専門家に対策を聞いた。

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●流行はいつぐらいから?
 国立感染症研究所によると、昨シーズン(2017~18年)の流行の始まりは早く、11月下旬で一昨年と同じ。その前の15~16年シーズンは少し遅く、1月上旬になって始まった。東京都医師会の感染症予防検討委員会の委員などを務める永井英明さん(国立病院機構東京病院臨床研究部長)は、今年についてこう見る。

「昨シーズンのように早まっている実感はなく、例年どおりではないでしょうか。当院で診ているのは成人ですが、インフルエンザでの受診はまだありません。例年12月に入ってから患者さんが増え始め、1、2月にピークを迎えます」

 ちなみに、沖縄はすでに流行期入りの目安を超えている。旅行や仕事で訪ねる場合はしっかり予防を。

●予防接種はいつ打つ?
 インフルエンザの株(タイプ)はいくつかある。永井さんによると、ここしばらくの流行株はA型の「H3N2」と「H1N1pdm09」、B型の「ビクトリア系統」と「山形系統」だ。

 一般的にインフルエンザワクチンは、WHO(世界保健機関)が毎年3~5月に推奨株を発表。そのなかから専門家が有効性などを協議し、使う株が選ばれる。今年は前述した株でワクチンが製造される。

「ワクチンの接種はできれば11月中、遅くとも12月上旬にはすませたい。打って体に抗体(免疫)ができるまで、2~4週間かかるからです。接種回数は原則として13歳以上は1回。100%予防できるわけではありませんが、症状は軽くてすむ。これは特に高齢者にとって大きな利点です」(永井さん)

 実は接種した株と実際に流行した株が違っても、効果はある程度期待できることが研究で明らかになっている。

 インフルエンザワクチンについて、国はすべての65歳以上の高齢者へ接種を呼びかけているが、接種率は5割程度しかない。

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最終更新:11/14(水) 7:00
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