ここから本文です

サンデードライバーは要注意! 長期間動かさなかったクルマの正しい始動方法とは

11/13(火) 18:01配信

WEB CARTOP

いきなりの始動は起き抜けに運動するのと同じこと

 長期の出張中や積雪時に動かさない趣味のクルマなど、長い間愛車に乗らないことがあるだろう。長期間ぶりにクルマを動かすとき、いきなり普段と同じように走らせるのは厳禁だ。それは言うなればそれまで寝ていたのにいきなり起こして、マラソンさせるようなもの。まずゆっくりと準備運動から始めるようにしよう。

ブレーキがこの状態のときはきちんと止まれない可能性も!

 始動時のベストな対処法としては、プラグを外してのクランキングだ。プラグを抜いておけばエンジンをかけることなく、それまで同じ位置で止まっていた内部部品をゆっくりと動かすことや、オイルを循環させることができる。潤滑剤をスプレーした方が良い場合もあるが、そこまでする必要があるのはクルマを何年も放置したときだ。

 いずれにしても、プラグを抜くのは面倒というかできない人がほとんどなので、エンジンがかかったらアイドリングでしばらく放置。オイルが循環するのを待ちつつ、ミッションもATなら各レンジ、MTなら各ギアにゆっくりとシフトして馴染ませる。

 エンジンが暖まったら、動き出してからもゆっくりと走り、サスペンションなどもゆっくりとストロークさせる。また、後続車のいないところでブレーキを何度か踏んで当たりをつける。見たことがあると思うが、ブレーキローターというのはすぐに錆びてしまうものだけに、長期間クルマを動かしていないと根深く錆びていることもあるのだ。いきなりだと利かないこともあるので注意が必要。ある程度調子が戻ってきたところでエンジンを回しつつ、スピードを上げていき、不動からの復活は完了だ。

 さらにこれは保管中の注意点になってしまうが、同じ位置でずっと停めておかないように心がけると良い。理由は一箇所に荷重がかかり続けることで、タイヤが潰れてしまうからだ。一度潰れてしまうと、空気をパンパンに入れても元に戻らないこともあるし、そのまま乗ると振動が発生して乗れたものではない。タイヤだけでなく、ホイールベアリングにも同じようなストレスがかかるので、同じ位置で長期間駐車しておくのは想像以上にクルマに負担がかかるのだ。

 ちなみにエンジン内部のオイルに関しては、1週間も経たずに落ちきってしまうので、サンデードライバーの方も注意が必要。エンジンがかかったら、いきなり走り出さないなどは長期不動車と同じ。またオイルにマイナスとプラスのイオンを利用して電気的に内部の金属表面に皮膜を形成するタイプのドライスタート防止用のオイルを選ぶのもひとつの手だ。

近藤暁史

最終更新:11/13(火) 18:01
WEB CARTOP

記事提供社からのご案内(外部サイト)

クルマの「知りたい」を完全網羅
新車試乗・最新技術・お役立ち情報 etc……
すべてがわかる自動車メディアの決定版

あなたにおすすめの記事

あわせて読みたい