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森崎ウィン「母さんがどんなに僕を嫌いでも」で太賀の“新たな魅力”感じた

11/14(水) 12:43配信

オトナンサー

 映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」で主人公タイジを演じた太賀さんと、その親友キミツを演じた森崎ウィンさん。同作は、幼い頃から母・光子(吉田羊さん)に愛されることなく育ったタイジは17歳で家を飛び出し、一人で生きることを選択しますが、キミツや周りの友人たちの言葉に動かされ母親と向き合っていく、小説家・漫画家の歌川たいじさんの同名コミックエッセイを実写化した作品です。

 オトナンサー編集部では、太賀さんと森崎さんにインタビューを実施。役柄の捉え方や作品を通じて伝えたいメッセージ、お気に入りのシーンなどを聞きました。

いろいろな方向に振り回されるタイジの感情

Q.原作の感想をお願いします。

太賀さん(以下敬称略)「最初に脚本を読んで、活字だったからか想像力が足りないのか、悲しい物語だと思って、それほど人生経験がないので、全うできるのかと思いました。原作を読んで、歌川たいじさんの絵のタッチがかわいく、優しく、愛おしく、この物語の本質はそこにある気がして、悲しいことだけをピックアップした重い話にも見えますが、それを乗り越える優しさや明るさ、温かさがある話だと思いました」

森崎さん(同)「原作を読んで感動しました。ポップに描かれているタッチの絵というか漫画に深みがあり、温かさを感じ、純粋に涙を流しながら読んで、続編まで読みました。それから、歌川さんのブログも読むようになりました」

Q.それぞれの役柄をどのように捉えられましたか。

太賀「タイジの人生というのはたくさんのことがあり、なかなか経験できないことを経験しています。どこかで心が折れてもおかしくないのに、それを乗り越える強さがタイジにあります。ただ、もともと強いわけではなく、お婆ちゃんがいて、青年になってキミツのような人と出会って強くなれたと思います」

森崎「キミツはとても難しかったです。監督からは『トゲのあるワードの裏にある優しさを出してほしい』と言われ、それを表現するのは難しく、全体の作品を見ても、キミツの出るシーンは、タイジの心のパーキングエリア的な感じであればいいなと思いました」

Q.タイジの感情を表現するのは難しかったのでは。

太賀「簡単ではなかったです。劇中、タイジの感情はいろいろな方向に振り回され、自分が思ってもいない感覚、気持ち……いろいろなものに触発されていく。小さな喜びも深い悲しみも実感を持って表現したかったです。作品を作ったとき、『誰かのために』などはあまり考えませんが、歌川さんが喜んでくれたらいいなと思ったら、表現の苦しみは乗り越えられました」

Q.作品を通じて伝えたいメッセージはありますか。

太賀「親子の形は、10人いれば10通りだと思いますし、実際こういう親子関係でこういう経験をされている方もいると思いますし、この映画を見て、自分の家族を思ってみたり、友達のありがたさに気が付いたりしてもらえたらと思います」

森崎「この映画を見て向き合いたくなるものがあれば、可能か不可能かは置いておいて、心の中でもいいので、目をそらさずに一度向き合ってもいいのではないかなと思います。感動を誰かに伝えていただければうれしいです」

Q.太賀さんはキミツと森崎さんの、森崎さんはタイジと太賀さんの似ているところを挙げてください。

太賀「ウィンとキミツの似ているところは、底なしの明るさと軽やかさを兼ね備えた人でありながら、その裏に『人を見る目』があり、眼差しも優しく、繊細さがあります。一緒にいると楽しいし、ハッピーにしてくれるし、その裏では真剣にいろいろなことを考える根の真面目さがあると思います」

森崎「表情一つ一つが今までの太賀でありつつ太賀ではないし、こういう言い方が正解か分からないですが、新たな太賀の魅力を感じられたし、人間としては、単純に一瞬強がるところがタイジと似ているのではないかと。太賀は心がとても温かく、タイジをやる上で太賀とリンクして、そこからにじみ出るものもあったと思いました」

Q.リフレッシュ方法を教えてください。

太賀「サウナです。サウナしかなくて」

森崎「僕はゲームです。フライトシミュレーターが大好きで、『Xプレイン』『Infinite Flight』をプレーしています。むちゃくちゃ忠実に再現していて楽しいです」

太賀「一日空いていたら、映画館にずっといます。はしごするのが好きです。浴びるように映画を見ています。映画を見た後、サウナに行きます(笑)」

 映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」は11月16日から全国公開。

オトナンサー編集部

最終更新:11/14(水) 12:49
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