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面接官は大学より「高校」を重視する?転職にまつわる6つの新常識

11/14(水) 15:56配信

bizSPA!フレッシュ

 転職ということが、終身雇用が長く続いてきた日本では「あたりまえ」のことではない時代が最近まで続いていました。

 だから、転職に関して「間違った考え方」や「嘘の噂」がたくさん流布しているのです。今回はそんな転職にまつわる考えや噂を紹介します。

1.やはり卒業大学がものを言う

 例えば「やはり卒業大学がものを言う」という説。もちろん、良い大学のほうがいいに決まっていますが、実は採用担当は新卒採用の時ほど大学名は気にしません。

 新卒採用は一括採用で他社とのまさに同時平行レースですから、当然、採用担当者としては「良い大学からたくさん学生が採れた」という実績を作りたいのです。

 しかし中途採用は採用後の実績勝負。

 そのため大学名より、実際に面接をしたときの話の内容や経験で実(じつ)を取るのです。もしかしたら、良い大学だからといって仕事ができるとは限らない、ということを一番分かっているのは、採用担当者かも知れませんね。

2.大学より高校名を気にする会社も多い

 学歴に関してもうひとつ面白い現象は「大学より高校名を気にする会社も多い」ということです。これは本当のことですが、なぜだと思いますか?

 ひとつには「地頭形成期に優秀な人に囲まれて育った人は素質が良い」と考えられているからです。

 ですから、新卒採用ではいわゆる「中高一貫、大学までストレート」の学校卒業者は受験勉強をしておらず、勉強不足だから不利、と言われることもある一方、中途採用においては「中高一貫校にはそれなりの家庭の子女が集まっているから、良い環境で育った」という解釈になるわけです。

3.大学と高校のレベルギャップで見方が変わる

 もうひとつには、大学と高校のレベルギャップで本人への見方が変わるという面白い事実があります。たとえば偏差値60くらいの大学卒業者の出身高校が開成・麻布・武蔵の私立御三家だったとします。

 面接官の印象は「そうか、高校時代、女の子に熱を上げて遊んじゃって受験勉強しなかっただけで、地頭力はいいのだな」と、こちらも素質重視でプラス評価に変わるのです! 人間の印象や認識というのは面白いものです。

 この話をアメリカ人の同僚にしてみたら「日本人というのは本当に変わっている。アメリカでは無名の高校からハーバードにでも行こうものなら、それがヒーローなのだが。その逆があるとは……」との反応でした。

 おそらく、日本以外の国の反応は似たり寄ったりだと思います。日本のガラパゴス性はこんなところにも現れていますね。

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最終更新:11/14(水) 15:56
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