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歓喜の裏側で何が起きていたのか? リーグ連覇の川崎、知られざる「ゴール秘話5選」

11/15(木) 20:10配信

Football ZONE web

リーグ連覇を達成した川崎、32節までに決めた全53ゴールの中から厳選秘話5つを紹介

 川崎フロンターレは史上5クラブ目となるJ1リーグ連覇を成し遂げた。第32節を終えてリーグ最小の26失点と堅守を誇る一方、リーグ2位の53ゴールを叩き出すなど高い攻撃力を発揮している。リーグ連覇を果たした今季、53ゴールの中なから5ゴールを厳選し、知られざる秘話をお届けする。

【関連動画】J1リーグ連覇の川崎…“知られざる秘話”とともに振り返る「ゴール5選」

 ◇◇◇

■FW知念慶の今季初ゴール(4月11日/第7節:セレッソ大阪/1-2)

 第6節・横浜FM戦で先発出場した知念。実試合前日にFW小林悠が体調不良となるアクシデントによって、急きょ巡ってきた先発出場だった。前半、ハイラインの背後を突く攻撃から決定機が連続。しかし幾度となく巡ってきたチャンスを外してしまい、試合はドロー。試合後は、「自分が決め切れなかった。それが試合で勝ち切れなかった要因」と肩を落としてうなだれた。

 そんな知念に「これだけ外したからもう大丈夫。次は決められる」と試合後に声をかけたのがMF中村憲剛だった。「そこ(決定機)にいるから外す。いなかったら、そのチャンスすらない。外しているけど、そこにいるのは才能だから」と励ました。数々のストライカーを育ててきた中村からの言葉。そしてそれが効いたのか、中村の予言どおり、続く第7節セレッソ大阪戦で知念は今季リーグ戦初ゴールを記録している。

「ターンして前を向け」のメッセージ、FW小林が披露した「空間を作るターン」

■FW小林悠のお気に入りのゴール(4月28日/第11節:ヴィッセル神戸/2-1)

 第11節神戸戦。1-1で迎えた試合終盤、ボールを持って前を向いたMF大島僚太は、背中に二人のセンターバック、その前にも二人がいて囲まれていた小林の足もとに、あえて強くて速いボールを出している。そのパスに小林は「ターンして前を向け」というメッセージがこもっていたのを感じたという。

「(相手のマークは)背中で感じてました。足元にガツンとくるセンターバックなので、入れ替われるんじゃないかなと思っていた。リョウタのパスもターンしろという感覚というか、良いタイミングで入れてくれたので迷いはなかった」(小林)

 実に狭いエリアだったが、小林は絶妙な位置にコントロールし、相手を外す見事なターンで空間を作り出し決勝ゴールを決めている。この「空間を作るターン」はかねてからずっと取り組んでいたプレーでもあった

「練習からターンをすることを意識しています。例えば、右に敵がいる時に左側に(ボールを)置いて、そこで前を向けるかどうかは大事になる。そういうターンを意識していました」

 この得点は、小林悠の今季のお気に入りでもある。日頃の地道な取り組みが身を結んだ形だったとも言えるのかもしれない。

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最終更新:11/15(木) 20:10
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