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中山美穂 「黄昏流星群」出演で見え隠れするシンデレラ症候群

11/15(木) 7:31配信

デイリー新潮

 不倫はついに文化になった。と言いたくなるくらい、今年は各界での不倫のニュースだらけだった。石田純一の肩でも叩いてあげたいくらいだ。

 さて、その不倫を描いたドラマ「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした」に出演中の中山美穂である。CG合成のスイス旅行、家族全員が不倫中、ご都合主義な展開、色々とツッコミどころはあるものの、中山の起用についても世間をにぎわせている。

 48歳ともなれば、容姿は変わる。しかし美人女優の誉れ高かった反動か、顔のむくみや険のある表情に対し、「劣化した」との声も多く上がっているようだ。なんとも酷な話だが、この嘲笑の裏には過去の離婚騒動が尾を引いている部分もあるだろう。

 2014年7月に作家の辻仁成と離婚した際、その前に別の男性とのデート報道が出たため、中山の不貞を理由とする批判の声は多かった。さらに息子がいたため、「子どもを捨てて男に走った」女性という悪印象は強かったように思われる。

 不倫、というニュースは数あれど、親権を手放し男性と一緒になった例はあまり聞かない。それは「子ども<男」という女性を世間は厳しく見るからだろう。親としての責任感より、自分の欲を優先したという軽蔑と嫌悪。離婚協議成立から1カ月後、「好きな人に出会いました」と公言し、その男と頬をよせあう中山のドヤ顔の写真は大きな批判を浴びた。一方、同じ時期に前夫である辻仁成の好感度は上がった。日本のバラエティに出演し始め、男手ひとつで子育てや料理に奮闘していることを明かしたからだ。当初は辻の中性的な見た目が離婚原因だと報じるメディアもあったが、彼の健気な姿は世間に訴えるものがあったに違いない。手のひらを返したように「悪いのは中山美穂だ」と風向きが変わった。辻のPR戦略勝ちというべきか。といっても彼自身、前妻の南果穂との離婚原因は自分の不倫であったというから、因果はめぐるものである。

 そんな逆風の中でも、中山は強気だったように思う。普通、不倫のみそぎといえば活動自粛がセオリーだ。降板、長期謹慎、人によっては引退を余儀なくされる不倫の代償。ベッキーや矢口真理、上原多香子しかり。現「報道ステーション」キャスターの徳永有美も、内村光良との不倫が明るみになった際は、当時の仕事を降板して休みに入っている。

 しかし中山は違った。美容雑誌の表紙を飾り、男から無条件に愛される美人の役を演じ続けている。今回のドラマ設定に至っては、娘の婚約者と恋に落ちる人妻役だ。つまり劇中でも「子どもを捨てて男に走る」女の役なのである。不倫イメージのみそぎとしては、相当なチャレンジではなかろうか。

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最終更新:11/15(木) 7:31
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