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旧型iPhoneの処理速度が低下する問題は、まだ解決できる

11/16(金) 12:12配信

WIRED.jp

アップルは2017年、バッテリーの寿命が近づいた「iPhone」の性能を意図的に低下させていたことを認め、議論になった。ユーザーにとって、それが自分の思い込みではないとわかったのは朗報だった。しかし、その後も同じことが「iPhone 8」や「iPhone 8 Plus」、そして「iPhone X」でも続くというのは、あまりうれしくない話だった。

スマートフォンのバッテリーにまつわる9つの「嘘と真実」

このスロットリング(処理速度の抑制)に関する報道が2017年12月に最初に出たとき、iPhoneの寿命を引き伸ばす方策として16年から始めていたことを明らかにした。リチウムイオンバッテリーが経年劣化すると、寒い環境におかれたり必要電流が増大したりすることで、iPhoneがシャットダウンしてしまう恐れがある。そこでアップルはバッテリーにかかる負荷を抑えることで、iPhoneが突然オフになるのを防ぐソフトウェアアップデートを推進した。

しかしその際に、アップルは何千万人ものiPhone所有者に対して、バッテリーが古くなると見えない足がブレーキを踏むことを明確に説明しなかった。またiPhoneオーナーたちに、このスロットリングを切るという選択肢も与えなかった。安定性とのトレードオフになるとしても、購入したiPhoneには想定通りのスピードで動いてほしいこともあるかもしれないのに、である。また、古くなったバッテリーには新型のバッテリーで対処することも検討しなかったようだ。

処理速度抑制は「オフ」が可能に

一連の騒動を経て、アップルは結局こうした懸念に対処することになった。バッテリー交換プログラムを実施し、「iPhone 6」以降の新しいバッテリーの価格はもともとは79ドルだったが、保証が切れていても29ドル(日本では3,200円)に引き下げたのだ[編註:2018年末まで実施されている]。また、18年3月に公開した「iOS 11.3」では、スロットリングを「ピークパフォーマンス性能」の管理という“感じのいい”言葉に置き換えて、これをオフにする選択肢を追加した。

オンラインメディアの「The Verge」が書いているように、アップルは同じころ米国の議員に対して、iPhone 8、iPhone 8 Plus、およびiPhone Xには、「予期しないシャットダウンをiOSがより正確に予測・回避できるような、より高度なパフォーマンス管理システムを実現するハードウェアのアップデート」対応がなされていることを示している。

アップルはサポートページでも、iPhoneの最近のモデルについて「突然のシャットダウンをiOSがより正確に予測し、回避」できるような「異なるパフォーマンス管理システム」を搭載していると示唆している。ただし、iPhone 8、iPhone 8 Plus、およびiPhone Xがスロットリングを完全に回避するとは断言しなかった。

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最終更新:11/16(金) 12:12
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