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『高校生が見た地方議員の日常』座談会(前編)

2018/11/16(金) 11:51配信

政治山

 2016年に施行された改正公職選挙法によって、18歳選挙権が認められました。若者の政治参画が重視される今、「有権者」のボーダーライン直前にいる高校生の視点を知ることはこれからの政治を考える上でとても大切だと思います。本企画は、NPO法人I-CAS様のご協力のもとインターンに参加した高校生と、その受け入れを行った各議会の最年少地方議員との座談会を通じてその一端を明らかにしようという試みです。

(参加者は、写真の左から濱田圭一朗 攻玉社高校2年生(伊藤議員インターン)、河村悠希 国際基督教大高校2年生(伊藤議員インターン)、大浦翔真 早稲田高校2年生(三次議員インターン)、仁木崇嗣 ユースデモクラシー推進機構代表理事、三次ゆりか 江東区議会議員、伊藤陽平 新宿区議会議員、松原元 大田区議会議員)

【にき】 皆さん、本日はよろしくお願いします。早速、高校生の皆さんに質問です。地方議員インターンに参加しようと思った理由から聞かせてください。

【おおうら】 よろしくお願いします。そうですね、僕は地方議員の人たちがどんな仕事をしているのか見てみたくて参加しました。テレビで見るのは国会議員ですが、人々の暮らしに一番近いのは地方議員だと思うので。

【かわむら】 友達に誘われて参加しました。教科書に載っていないことが知ることができそうでしたし、先輩からも話を聞いていたので参加しようと思いました。

【はまだ】 私は生徒会長を務めています。生徒会長は、生徒の声を学校に届けるのが仕事です。地方議員は住民の声を届けるのが仕事なので、何か学べるんじゃないかと思って参加しました。

【にき】 意識が高くて素晴らしいですね。続いて、議員の皆さんに聞いてみましょう。インターンではどういうことをやったのでしょうか?受け入れるにあたって何か配慮したことなどはありますか?

【みつぎ】 今回受け入れるのは初めてですが、つまらないと思わせたくなかったので、普段話せないような人たちと話せる機会を作ってあげることを意識しました。

【まつばら】 前回I-CAS以外のところからインターン生を受け入れるはずだったのですが、ドタキャンされてしまったので、今回が初となります。ちょうど議会が閉会中で、委員会もやっておらず公的なものが無かったため、どうしたものかと思いました。そこで、街頭活動の手伝いをしてもらったり、陳情が入っていたので同席してもらったりしました。あとは議員は実はお金がないことを見てもらいたかったので、政務活動費に関係する業務を行っていただきました。

【にき】 生々しい部分を体験したんですね。松原さんのインターン生が今日来られなくなったのと関係あったりして(笑)

【まつばら】 そうあってほしくないですね(笑)。それでも、お礼の手紙をいただきました。今日お会いできればこちらの方がお礼を言いたかったくらいです。

【にき】 おお。きっと高校生にとって印象的だったんでしょうね。伊藤さんはどうですか?

【いとう】 僕は、僕が一番楽しむことを考えていました。今回半分以上は観光地に行きましたね。町のことを好きになってもらわないと、真剣に町のことを考えられないので。前半は今流行っているゴジラやタピオカドリンクなどの観光地めぐり。後半は労働力として貢献してもらいました。町を好きになってもらった上で、労働力として働いてもらわないと意味がありません。名簿を集めることをやってもらいました。大人でも難しいことですが、高校生は全員できました。僕も楽しいし、僕にもメリットになるものです。

【にき】 労働力というと悪く聞こえるかもしれないですが、伊藤さんがやっていることをそのままやってもらったということですよね。

【いとう】 そうです。議員の本物の仕事をしてもらいました。子どもだましではないです。

【にき】 選挙1年前の、政党に所属しない議員のリアルな活動をやってもらったということですよね。もし仮にその子が政治家になりたいんだったら、それをそのままやればいいということですよね。

【いとう】 そういうことです。僕のところだと一番多い子で、一時間で10人の名簿を集めた子がいました。その子は必ず政治家になれます。話うまいし。

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最終更新:2018/11/16(金) 11:51
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