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「子育て」でイライラしないために大切なこととは?

11/17(土) 8:11配信

ライフハッカー[日本版]

『子どもが伸びる がんばらない子育て』(山本ユキコ著、フォレスト出版)の冒頭には、こう書かれています。

【画像】「子育て」でイライラしないために大切なこととは?

「10か月になるうちの子が笑わない」と、私が主宰する子育て講座の会場に相談に来たママがいました。でも、遊んでみると、お子さんは笑うのです。むしろママの表情が硬く、まったく笑っていません。

子どもが笑わない原因は、子どもではなく、ママにあるようでした。 がんばりすぎて余裕をなくしてしまったママが、自然に笑える余裕を取り戻せれば、と思ってこの本を書きました。(「はじめに」より)

著者自身、そのような状態を過去に経験してきています。1人目の子どもができたときには「仕事も子育てもがんばらないといけない」と努力したものの、ついイライラしてしまい、なかなかうまくいかなかったというのです。

そこで子育ての本を読んだり、発達や遺伝の研究や育児に関するデータを見たりした結果、あることを知ったのだとか。

学問の世界では「子育て中の母親は怒って当たり前」「完璧は目指さずにがんばらない方がむしろよい」。そんなことが言われていたのです。学問的なことを知れば知るほど、子育てはもっとがんばらないでいいのだと思えてきました。(「はじめに」より)

そのような考え方を、子育て中の親や保育士向けの講座として行うようになった結果、大きな反響があったのだといいます。子育て中のお母さんに向けて書かれた本書も、そういった実績のなかから生まれたものです。

ここで伝えたいのは、「子育ての本質を大切にするために、そのほかはがんばらない」という賢さを手に入れることだといいます。きょうは、第4章「イラッとしたらがんばらない」に注目してみたいと思います。

笑顔がないときは「がんばりすぎ」

母親が無表情だと、赤ちゃんが混乱して泣き出すーー。そんな心理学の古典的な実験を再現した動画がYouTubeにアップされ、拡散されていたことがあったのだそうです。なかには「母親は、笑えないときも口角だけは上げていて」とコメントつきで拡散するメディアもあったといいます。

しかし、それを見た著者は、母親に表情まで気軽に強要する人たちに対して、言いようのない怒りが湧いたと振り返ります。

母親が表情豊かでいられるなら、それに越したことはないです。しかし、母親が無表情とは、どういった状態でしょう? どう考えても、がんばりすぎて疲れ切った状態です。

無表情になるほど追い詰められたら、やるべきことは作り笑顔を意識することではなく、まずは、自分ががんばりすぎていることに気がつくことです。(85ページより)

もちろん、子どもがかわいらしいことは間違いありません。しかし子どもがいると、自分のペースで生活することが難しくなるのも事実。数時間なら楽しいでしょうけれど、24時間365日ずっと一緒にいると、耐えられなくなってくることもあるということです。

もともと、誰かに合わせた生活をすることが苦手だったという著者も、1人目の子どもを育てているときは毎日イライラしていたのだそうです。「毎日ギリギリに張られた精神の糸を、子どもやご主人にぐりぐりと踏まれるような気持ちだった」と、当時の気持ちを表現しています。

そして、そんなときに「自分の気持ちをコントロールしなくてはいけない」と思い込み、しかし、できずにイライラして子どもを怒鳴り、また落ち込むという悪循環に陥っていたというのです。

しかし、そんな経験があるからこそ、「もしもそんな気持ちに共感する人がいるなら、その人は気持ちのコントロールのとらえ方を間違っている」と断言できるのだそうです。怒ってしまったり、コンディションの悪い状態のときは、その気持ちを普通に戻さなくてはならないと思ってしまいがち。しかし、それは違うというのです。

子育て中の母親が怒りの気持ちに飲み込まれてしまったら、その感情をうまくコントロールすることは不可能になります。

怒りは変化を促すための力にはなる可能性がありますが、そうはいっても、いつも怒っている状態にあるとしたら疲れてしまうわけです。そのため、怒りに陥る前に手を打つことが大切だということ。(85ページより)

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