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親から月給84万もらいながら転落した45歳“バカ息子”の贅沢感覚

11/19(月) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

● 家賃を天引きでも手取り84万円で 節約せずとも贅沢な暮らし

 働き方の1つとして、親が経営する会社に子どもが務めるパターンがあります。会社を継がせるためであったり、子どもたちの生活を見てあげたりといった目的で雇い入れていたり。目的はさまざまですが、親から収入を得て暮らす子どもたちは、普通のサラリーマンと比べて恵まれているケースが多く、裕福な暮らしをしている人が多いように感じます。

 ただ、そういう場合、子どもの家計状況は、親の会社の経営状況や家計状況に影響を受けやすいもの。時折、生活の見通しが立たない状況にまで追い詰められ、どのようにアドバイスすべきか迷うケースもあります。先日お会いしたCさんの家庭も、心配なケースでした。

 Cさん(45歳)は、父親の会社で役員として働いています。家族は、妻(42歳)と私立中学校3年生の長男、公立の小学校に通う6年生の次男と4年生の三男の5人家族です。

 手取り収入は毎月84万円ほど。しかも、会社近くに父親が建てた家をCさんが借り、その家賃と水道光熱費があらかじめ給与から天引きしたもの。これだけの収入があれば、あえて節約を意識しなくても十分に暮らせていました。

 確かに家計を見ると、次男にアレルギーがあるとのことで、食べ物にはとても気を使っており、食費は20万円近くになっていました。また、高校受験を控えた長男や中学受験を予定している次男の塾代も月に12万円を超えています。さらに全員がスマートフォンを持っているため通信費は高く、小遣いもそれなりに渡していました。

 そのほかの生活費も、一般的な家庭と比べて全体的に多めで、いわゆる“メタボ家計”になっています。それでも、毎月15万円前後は貯蓄できていました。

● 親の会社の業績が悪化し 給料大幅ダウンで貯蓄が激減

 あるときのことです。父親の会社の業績が悪化し、2ヵ月連続で収入が半分程度に減っていました。時々、給料を分割でもらったりすることもありましたが、そんなことは初めてでした。今のところ貯蓄が1400万円ほどあったため、そのうち減った分はまとめてもらえるだろうと、あまり心配しないでいました。

 ところがです。その後、Cさんの父親から「会社の業績がよくない。社員の給料を確保するため、天引き後で40万円ほどしか渡せない」と言われました。そうした状況がいつまで続くのかついても、今は分からないとのことでした。

 とはいえ、父親の会社で世話になっている以上、仕方がないことでもあるし、「業績が回復したら元に戻るだろう」と考えていたCさんは、生活水準を落とすことはせず、貯蓄から月40万円ほどを切り崩して赤字補てんに充てていました。

 そうした生活が半年程度続いた頃、貯蓄額を見てみると1100万円ほどに減っていました。このままの生活を続けていると、2年ちょっと持つかどうか。Cさんは恐ろしくなってしまいました。

 転職も考えましたが、親の会社からもらっていた水準の給料が得られる仕事はそうそうありません。また、親の会社勤めのために雇用保険にも入っておらず、仕事が見つからなかった場合には失業手当ももらえないという状況です。

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