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“獣になれる”伊藤沙莉、独自のポジション築く24歳の若きバイプレーヤー

11/21(水) 17:10配信

コンフィデンス

 新垣結衣と松田龍平がW主演する日本テレビ系ドラマ『獣になれない私たち』で、新垣演じる晶の会社の先輩であり、明るくもはた迷惑な営業職の松任谷夢子を演じる女優・伊藤沙莉。伊藤は“クセの強い”女性社員を好演し、出番自体はさほど多くはないものの視聴者に強烈なインパクトを残している。伊藤の民放連ドラ出演は本作で5期連続。どの作品もそれほど出演シーンが多いわけではないが、絶妙に物語に絡む“台風の目”のような役割を担いバツグンの存在感を発揮している。弱冠24歳ながら、すでに独自のポジションを築きつつある。

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■『女王の教室』など“いじめっ子”役で注目 子役上がりで24歳にして豊富なキャリア

 伊藤のキャリアスタートは03年、子役としてドラマ『14ヶ月~妻が子供に還っていく~』(日本テレビ系)でデビューした。伊藤が演じたのは身体が少女に若返ってしまった女性研究員の役。当時わずか9歳で、かつ演技未経験ながらもこの難役を見事に演じ、注目を集めた。05年には『女王の教室』(日本テレビ系)でいじめっ子役、15年には女性の同性愛を描いた『TRANSIT GIRLS』(フジテレビ系)で主演に抜てき。16年の『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(テレビ東京系)でも、フェイクドキュメンタリードラマという特異な作品で異彩を放った。普通この世代の若い役者は、シンプルにキラキラとした青春モノの作品や役を演じることが多く、彼女のように特殊な役柄が続くケースは珍しい。

「伊藤さんは“天才肌”で若きベテラン女優の筆頭格」と話すのは、“質の高いドラマ”を表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」の審査員も務めるライターの田幸和歌子氏。

「『女王の教室』での“いじめっ子”桃役で、女優・伊藤沙莉を最初に意識したという人が多いのではないでしょうか。桃は同じ塾に通う和美(志田未来)をいじめ抜く役どころ。ハスキーボイスとつり目が印象的で、ベテラン感のある達者な演技のため、本当に嫌なヤツに見えました(笑)。さらに『GTO』(14年/フジテレビ系)や亀梨和也さん主演の『怪盗 山猫』(16年/日本テレビ系)でもやっぱりいじめっ子を好演し、上手すぎるがゆえに視聴者から反感を。当時はいじめっ子役がハマりすぎて、若くして“悪役女優”の道まっしぐらではないかとすら思えました」(田幸氏)

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最終更新:11/21(水) 17:10
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