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日本車LEGEND#7(昭和63年~平成元年)レプリカの絶頂と脱レプリカ【昭和~平成を駆け抜けた国産名車たち】

2018/11/23(金) 6:00配信

WEBヤングマシン

日本が生んだ伝説の名車たちを紹介するシリーズ。国産市販バイクが世界の頂点に上り詰めた昭和44年(1969年)から現代に至る50年の間に登場した”エポックメイキングなロードスポーツ”をテーマににお届けする。本稿は昭和63年~平成元年(1988~1989)、”レプリカの絶頂と脱レプリカ”編。

【今回登場する名車たちの写真をまとめて見る】

250&400 レプリカは究極形態へ達し、馬力自主規制発動からブーム衰退へ向かう

群雄割拠のレーサーレプリカブームはやがて、決定版ともいえる’88NSR250Rの登場でピークを迎えていく。「アルミフレーム」「TZと同時開発」「後方排気」「RS250のパーツがそのまま使える」「配線1本で58ps」など、様々なワードが巷でささやかれたり、時には声を大にして「どっちが速い!?」「パラ2こそ正義、V型は音が……」などと言い争われたりもした。そして平成元年、レプリカブームに終止符を打つことになるバイク、ゼファーが登場する。スペック至上主義から、バイクらしいバイクへ。熱狂の時代は過ぎ去り、現代へと続くバイク文化が成熟をはじめることになる。平成元年には手塚治虫や美空ひばりが死去したほか、ゲームボーイの発売やNHKの衛星放送開始といった出来事があった。たった2年の間に、時代は劇的に動いた。

人気、実力ともに最強リアル公道レーサーの決定版 NSR250R SP

大ヒットしたヤマハTZRの対抗馬として’86年10月、ホンダがNSR250Rを送り込んだ。その走りは衝撃的だった。以前から市販レーサーと共同開発したモデルは存在したが、NSRはレーサーRS250Rにそのまま保安部品を装着したような仕上がりだったのだ。新作の90度Vツインは全域パワーバンドを獲得。目の字断面のアルミフレームもRS譲りで、車重はクラス最軽量を誇った。改造範囲が狭いSPレースではNSRでなければ勝てないほど強く、爆発的なセールスを記録した。’88年型で早くもフルチェンジし、電子制御のPGMキャブや5角断面フレームを採用。歴代最強の呼び声も高く、市販バイク初のマグネシウムホイールを奢るSPも追加された。

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最終更新:2018/11/23(金) 6:00
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