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まさか!AIとノーベル賞級の高額薬剤で医療はダメになる

11/26(月) 9:00配信

現代ビジネス

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日本は国民皆保険のため、安く良質な医療を受けることができている。しかし、今後財政が悪化し、米国のようにお金次第で受けられる治療が変わってくるようになる可能性は否定できない。「そのとき、もうひとつの『医療格差』が日本で顕在化します」と警告を発するのが、『治療格差社会──ドラッカーに学ぶ、後悔しない患者学』を著した医療経済学者の真野俊樹氏だ。
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「死なない時代」のリスク

 人生100年時代は病気のリスクが長期化する。今後、治療費や次々登場するであろう新薬の価格高騰は、医学の専門家でもどこまで行くか分からないというのが本音だ。

 意外に思われるかもしれないが、医療の格差が現実のものとなってくるとき、社会生態学者にして「マネジメントの父」と呼ばれたピーター・ドラッカーが私たちにひとつの「道」を示してくれるだろう。

 ドラッカーは2005年に亡くなられたが、その未来を見据えた言説でいまだに日本にも多くのファンがいる。日本では、ドラッカーの考え方や行き方を研究しようというドラッカー学会まで存在する。

 第1次世界大戦前の1909年に生まれたドラッカーは、自らの健康管理にたけており、1世紀近く生き抜き、2005年に95歳で老衰で亡くなった。日本で理想の死に方とされる「ピンピンコロリ」を自ら実践したわけである。

 さて、ドラッカーは人口動態に非常に関心を寄せていた。未来の予測の中で、過去の数値から将来予測をしやすい人口動態に基づくものが最も的確であろうと主張していたのである。

 さらに日本の高齢化についても関心を持ち続け、必ずしも日本だけのことではないが、「定年を超えても働き続けなければならない社会」が到来することを予想していたのである。

 ところが、近年少し様子が変わってきた。原因は、遺伝子治療薬の急速な増加である。これらの治療薬の登場で、たとえばガンは「死なない病気」になった。人口動態に大きな変化を起こし得る、まさしく「人生100年時代」の到来である。

 さらに言えば、これらの薬は非常に高額なために、皆さんは医療に対する考え方を根本から改めなければならなくなるかもしれない。

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最終更新:11/27(火) 17:40
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