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新人講師がゼロから挑むUnityによる人材教育 No.08:遊んで楽しい、つくって楽しい、そして......

11/27(火) 9:52配信

CGWORLD.jp

ゲーム専門学校の新人講師がUnityを勉強しながら、「ゲームのおもしろさとは何か」について授業を行う泥縄式レポートの第八弾。水先案内人になるのがユニティ・テクノロジーズ・ジャパン(以後、ユニティ)から提供中の無料教材「あそびのデザイン講座」だ。今回は時間制限とステージクリアを実装しつつ、自機と操作とゲーム世界の関係性について深掘りしていく。

専門学校の泥縄先生として

ちょっと更新が空いてしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。Unityを勉強しながら、Unityを教える、ゲームジャーナリスト兼、専門学校東京ネットウエイブ非常勤講師の小野憲史です。ただ、実際問題として、同じような「泥縄講師」は少なくないのではないでしょうか。プロシージャル技術でおなじみのHoudiniは好例で、ここ数年でゲーム業界でも急速にメジャーな存在になりました。そのためご自身でHoudiniを勉強されながら、学生に教えられている方もいらっしゃるかと存じます。

このようにゲームやCG業界では技術進化が非常に早く、次から次へとツールのトレンドが変化していきます。3DCGでいえば、10年前まではMayaか3ds MaxとPhotoshopくらいでこと足りていたものが、そこにZbrushが入ってきて、Substanceが入ってきて、そしてHoudiniが入ってきました。今後も3Dスキャンにフォトグラメトリーにボリュームモデリングと、次から次へと新しい技術が入ってきて、3DCGの概念すら変わっていきそうな勢いです。

しかし、どんなツールも基本がわかっていれば、応用がききます。そしてゲーム開発者になるということは、どんな職種であっても、自己学習と自己研鑽から無縁ではいられません。逆に基本がわかっていなければ、ツールに振り回されるだけになってしまいます。そこで座学と演習がセットで行われるといいのですが、なかなか専門学校だと難しいんですよね。専門学校で教えるのは学問ではなくスキルセット。つまり中身ではなく、ツールの使い方を教えるだけに留まりがちだからです。

もっとも、だからこそ大学とちがって、比較的自由に(学校によって度合いは異なりますが)授業設計ができる良さもあります。ただし、それだけに講師によって授業内容に当たり外れがある点も否めません。何か良い教科書があり、学校や講師の事情にあわせて適切にカスタマイズして授業に活用できればいいのですが、ことゲームデザイン分野においては、まだまだ難しいのが現状です。そんな中でも本連載で活用している「あそびのデザイン講座」は、世界的に見ても貴重な存在ではないかと思います。

ただ、Unity演習を行わせながら、ゲームデザインの基本にまで言及するのは、なかなか難しいんですよね。どうしても、ただ演習を行わせて、「動いた、動かなかった」に留まりがち。というのも、自分を含めて多くの先生方は(特にゲームデザイン分野では)ゲーム開発経験に乏しいからです。名選手=名監督でないように、ゲームを「つくる力」と「教える力」は別モノですが、ある程度の開発経験がなければ、教えられることも表層部分に留まってしまうのではないかと思います。

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最終更新:11/27(火) 9:52
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