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「男の子にイラつく親」が知らない才能の本質

11/27(火) 5:50配信

東洋経済オンライン

 「男の子は手がかかる。育てるのが大変」とよく言われます。具体的には次のような点で大変さを感じることが多いようです。

■男の子は落ち着きがなくて言うことを聞かない

 ちょろちょろ動き回って落ち着きがない。騒々しくて乱暴。雑で丁寧さがない。下品なことが大好き。やりたくないことはやらない。遊びなど自分がやりたいことが最優先で、宿題・勉強・お手伝いは後回し。

 自己管理力がないので、整理・整頓・片づけが苦手。出せば出しっぱなし、使えば使いっぱなし。身の回りはつねにぐちゃぐちゃ。カバンの中には蛇腹折りになり果てたプリント類が2、3枚入っている。

 集中力がないのですぐに気が散り、テキパキ行動できない。時間の観念がないのでつねにマイペース。物事を終えるべき時間が来ても気持ちの切り替えができない。先を見通して段取りよく準備するのが苦手。だから忘れ物も多い。ルールや約束を守らない。人の話を聞かない。聞いているように見えても理解はしていない。だから何度注意しても直らない。ぼうっとしていて上の空。

 人の気持ちがわからなくて空気が読めない。当然、国語のテストにおける物語の読解問題は超苦手。ママの気持ちを忖度(そんたく)して「そろそろ片づけようかな」などの判断はできない。人の気持ちがわからないから、共感力も乏しい。言葉や文章で自分の気持ちを伝えるのが苦手。当然、作文や日記が苦手。とにかく精神的に幼稚。どうでもいいことでも「勝ち」にこだわる――。

 ここまで男の子の“悪口”を書いてきましたが、もちろん長所もあります。たとえば次のようなことです。

 ものの構造やシステムに興味がある。好きな分野にはのめり込む。特定のことに異常に詳しい。模型を作ることや工作が好き。空間における位置関係を把握したり道順を覚えたりするのが得意。図鑑や事典類が好き。数字化することや数字を覚えるのが得意。

 いかがでしょうか?  「まさにうちの子だ!」と感じる人も多いことと思います。実は、脳科学によると、脳には「男の子脳」と「女の子脳」があって、こういった傾向の多くは男の子脳の特質のようです。そして、当然のことながら、一般的に男子は男の子脳の度合いが高く、女子は女の子脳の度合いが高いのです。でも、もちろん、個人差も非常に大きくて、男子でも女の子脳の度合いが高い子もいます。そういう子は、先述の手のかかる行動も少なくなるわけです。

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