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【陸上女子短距離】2020年東京五輪へ正念場 日本陸連が新プロジェクト発表 女子短距離リレー候補を公募

11/30(金) 8:02配信

ベースボール・マガジン社WEB

11月29日、日本陸連は低迷する女子短距離の新たな強化プロジェクトを発表した。2020年東京五輪へ向けて、これまでにない施策で勝負に出る。

【この記事の写真】厳しい状況に置かれる女子短距離だが新プロジェクトは起爆剤となるか

史上初、代表候補を公募

 日本陸連が、2020年東京五輪に向けた新プロジェクトを発表した。それは、女子短距離のリレー候補選手を公募し、セレクションを行っていくというものだ(「公募型選抜システム」)。

 来年1月13日と26日に選考会が実施され、タイムトライアル等を行って代表を決定する。4×100mR、4×400mR合わせ、16名前後を選出する予定だという。

 プロジェクト発表には、麻場一徳強化委員長、山崎一彦T&Fディレクター、瀧谷賢司女子リレーオリンピック強化コーチが出席。始動に至った経緯や、選考方法などに答えた。

 2020年に向けての目標として、日本陸連は(1)メダル、入賞を獲得する(2)1人でも多くの選手を出場させる という二つの柱を立てている。今回のプロジェクトは「(2)」に当たるもの。麻場委員長は、「リレーは陸上競技にとって大きな位置づけ。男子を含め全5種目すべてで見てもらえるようにしたい」と話す。

 開催国枠がないとされる東京五輪に置いて、低迷を続ける女子リレー、いや女子全体として出場さえ厳しい状況に置かれている。4×100mRは12年ロンドンを最後に、4×400mRは08年北京を最後に五輪に出場できていない。その原因としては「福島千里に続く選手が出ていない」ことと「有望な若手選手が継続して強化・育成できなかった」ということなどを挙げる。

「公募型選抜システム」とは別に、「ワイルドカード選抜」としての選考方法もあり、一定の記録水準を満たした選手については代表候補として選抜される。メンバー争いにおける選考方法の優劣はなく、女子リレー代表チーム一体となって活動していくことになる。

 瀧谷コーチは「女子短距離は危機的状況にある」と危機感を募らせる。山崎ディレクターも、「女子短距離の未来を背負う、2020年の先につなげるためのプロジェクト」と強い決意を持って取り組む構えだ。

 応募要項などは、11月30日、日本陸連より詳細が発表され、12月15日に概要説明会を開催されるが、100m11秒75、200m24秒25、400m54秒80、またはそれに相当する実績等を持つ選手が対象となる予定。何より、「東京五輪にリレーで出場する」という強い決意を持ったアスリートが求められている。スプリント以外の種目や他競技からの応募も可能だという。

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