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ライザップ、70億円の赤字に。パーソナルジム急成長で社員からはボヤキも…

12/4(火) 8:47配信

bizSPA!フレッシュ

「結果にコミットする」。印象的なキャッチフレーズで話題となった企業が赤字転落しました。

 RIZAPグループ株式会社(以下、RIZAP)は11月14日、2019年9月中間連結決算を発表しました。最終損益は88億円の赤字と前年同様の49億円の黒字から大幅に悪化、2020年3月期の連結最終損益予想も従来の159億円の黒字から70億円の赤字に下方修正しました。

 14日の業界下方修正の発表を受け、RIZAPの株価は大きく下がりました。上場している札幌証券取引所の新興企業向け市場で、13日に497円をつけていた株価は、14日には425円に。

 赤字の原因となったのは瀬戸健社長が積極的に進めてきた企業買収でした。RIZAPはこれまでの主力であったパーソナルジム運営以外に事業を広げるためにさまざまなジャンルの企業を傘下にするM&Aを積極的に展開していました。

 そして、M&Aで今までの2年間で60社以上傘下にしてきました。しかし、その中で、グループ入りして1年未満の非上場子会社の赤字幅が増大してしまったことが大きく響きました。今後は新規のM&Aの凍結と、不採算部門の撤退も検討しているようです。

 瀬戸社長は「業績の大幅な下方修正や配当の取りやめなど、株主をはじめ、関係者のみなさまにおわびします」と謝罪。2018年4月より2019年3月までの1年間、連結営業利益が230億円を超えるまで役員報酬を返上するとも発表しました。このような状況に陥っているRIZAPという会社はどのような会社なのでしょうか。

RIZAP社員の平均年収は?

 RIZAPは2003年に東京都中野区に健康コーポレーション株式会社として設立されました。パーソナルトレーニングジムで知名度を上げたRIZAPですが、設立時は健康食品の通信販売を主に行なっていました。

 そして、2012年1月に事業持株会社へ移行し、商号を健康コーポレーション株式会社に変更。2016年の7月には商号をRIZAPグループ株式会社に変更。新たに健康コーポレーション株式会社を設立(現・連結子会社)しました。

 現在は北新宿に本社を構え、連結従業員数は7063人、平均年齢37.3歳、平均年収は624万円となっています(Yahoo!ファイナンス)。事業は印象的なテレビCMでおなじみのパーソナルトレーニングジムを含む美容・健康関連事業、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業となっています。

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