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駒澤大学が見据えるのは「3位以内」。凸凹駅伝からの脱却を狙う順天堂大学。

12/4(火) 11:01配信

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今回で95回目を数える東京箱根間往復大学駅伝競走。2019年1月の箱根路では、23チームが健脚を競う。特色豊かな各チームが持つ、ポイントをそれぞれ紹介する。

駒澤大学

 <予選会1位> <前回大会12位> 53年連続、53回目

 狙うは常に「優勝争い」。
平成の王者・駒澤大学が目指す復活。

 文=小堀隆司

 トップという言葉が何度も出てくるところに、チームの好調さがうかがえる。

 「今回から予選会の距離が(20kmから)ハーフマラソンに延びて、なおさらスタミナが必要だろうと言うことで、春先から走り込みをやってきました。ただ予選会を通過するんじゃない。トップでクリアしていこうというのがうちの狙い。やはりトップで通過しないと、本大会でも上位では戦えないですから」

 大八木弘明監督のもくろみ通り、予選会を断トツで通過すると、チームには強豪校らしい風格がでてきた。11月の全日本大学駅伝は距離の違いに戸惑いながらも4位で来年のシード権を獲得。再び距離がハーフマラソン前後まで延びる箱根駅伝では、3強の一角を崩したいと意気込んでいる。

層の厚さが強みになりつつある。

 チームの核となるのはエースの片西景、主将の堀合大輔ら4年生たちだが、全日本で好走した山下一貴や中村大聖、伊東颯汰など下級生がそこに割って入る勢いだ。

 前回、9年振りに箱根駅伝のシード権を失った原因を「層の薄さ」と振り返るが、今は逆に層の厚さが駒澤大学の強みになりつつある。

 「少しずつみんなが自信を持ってきて、上の方だけでなくつなぎも差がなくなってきました。前回はエースの工藤(有生)が不安で急きょ、箱根の経験がない山下を2区で走らせてプレッシャーをかけてしまった。ケガがないように持って行ければ、今回はまずそういうことはないと思う。層の厚さは前回とは比べものにならないので」

 選手が成長したのにはもちろん理由がある。昨年から体幹トレーニングを本格的に取り入れ、その成果が1年半以上経ってようやく実を結び始めた。昨年は寮も新しくなったが、環境の変化もプラスに働いているという。

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最終更新:12/4(火) 11:01
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