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【徹底解説】父親の還暦祝い、実際は何をすればよいの?

2018/12/5(水) 6:10配信

オトナンサー

 父親の誕生日を毎年祝っている人はもちろん、そうでない人にとっても、「還暦のお祝い」というのは特別なものではないでしょうか。還暦という、人生に一度の大きな節目を迎えるお父さんに、記念に残るお祝いを贈りたいもの。

 還暦のお祝いをより思い出深いものにするためのポイントについて、徳島県の行政機関・大学を中心に、ビジネスマナーや日常生活のマナー、冠婚葬祭のマナーについて研修や講義を行い、今年5月に「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」(青春出版社)を初出版した、ヒロコマナーグループの川道映里さんに聞きました。

そもそも還暦とは

 日本には、満年齢である60歳の誕生日を「還暦」としてお祝いする風習がありますが、もともとの還暦祝いは、数え年61歳のことを指します。

 還暦は「60年で干支(えと)が一回りし、再び生まれた干支・元の暦に還る」ことから呼ばれています。干支は、なじみのある十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)をイメージすると思いますが、それに加えて十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)が組み合わさって形成されています。この組み合わせが60種類、つまり干支が一回りするのが60年ということです。

 昔、赤ちゃんの産着には、魔よけの効果があるとされる赤色が使われていました。還暦は「生まれた時の干支になる=赤ちゃんに戻る」ということから、赤い色のちゃんちゃんこを着て祝うようになったそうです。その他、赤い頭巾、赤い座布団など赤いものにちなんだ品物を贈る風習があります。

 昔、数え年61歳は長寿として扱われていましたが、現在は寿命が延び、満年齢60歳はまだまだ現役です。赤いちゃんちゃんこは「年寄り扱いされているようで嫌だ」「恥ずかしい」と感じる方も多いようなので、お父様の好みやキャラクターを考え、地味ではなく若々しいものを準備しましょう。

 長寿のお祝いは還暦から始まります。「いつまでも健康で長生きをしてほしい」という気持ちを込めてお祝いしたいものです。できれば、子どもや孫、兄弟姉妹たちが主体となり、還暦のお祝いの準備を進めましょう。その他、関わりの深い親戚なども呼んで食事会や旅行などで盛大にお祝いするとよいでしょう。

 ただし、遠く離れて暮らしている場合や、それぞれの事情でお祝いの席に参加できない場合は、お祝い金を現金書留で郵送するのもよいでしょう。お金を贈る一般的な相場は、親や祖父母の場合は2万~3万円、親戚や知人に贈る場合は1万円前後が妥当です。

 ただし、あくまでも参考の相場であるため、ご家族で相談して決めることをお勧めします。それぞれの事情に合わせて、自分たちができる範囲で心を込めて贈るのが一番です。兄弟姉妹がいる場合は、お金を出し合って、一人では買えない品物などを贈るのもよいでしょう。

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最終更新:2018/12/5(水) 6:10
オトナンサー

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