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『転生したらスライムだった件』が企業とのコラボを続々展開するワケ

12/6(木) 12:00配信

現代ビジネス

1000万部突破の人気作

 日本最大級の投稿型小説サイト「小説家になろう」をご存じだろうか。無料で小説を投稿したり、掲載された小説を読んだりすることができるこのサイト。人気となった作品は、書籍化やアニメ化されることも珍しくない。

 現在、同サイトの登録者数は140万人超。61万以上の作品掲載数を誇り、ファンタジー、純文学、ホラー、コメディなどジャンルも多岐にわたる。

 その中で、ひときわ人気を集めるのが、“異世界”を舞台とする作品群だ。

 主人公が異世界に転生や転移をすることで物語が進む「異世界モノ」は、古くはルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』、国内では手塚治虫作『火の鳥未来編』などの名作があるように、古今東西問わず親しみを持って読まれているジャンルのひとつだが、近年では「中世ファンタジーの世界に飛び込んでしまう転生モノ」が人気となっている。

 そんな異世界モノで、昨今、絶大な支持を集めている作品が、『転生したらスライムだった件』(通称『転スラ』)だ。

 作者である伏瀬(ふせ)氏が、2013年に「小説家になろう」に投稿して以降、ジワジワと人気が拡大。あれよあれよと書籍化、漫画化が進み、現在(2018年11月時点)関連書籍の累計発行部数が1000万部を突破。今年10月からはアニメ放送(TOKYO MX、BS11、MBSほか)も始まるなど、快進撃が続いている。

 異世界転生モノというジャンルにふさわしく、書籍、漫画、アニメへと転生を繰り広げる本作だが、もう一つ特筆すべきなのが、企業とのコラボレーションが多い、ということだ。

 これまでに、ムンディファーマ株式会社の「イソジン®うがい薬」、岩下食品株式会社の「岩下の新生姜」、UHA味覚糖の「ぷっちょ」、ラーメンチェーン店「幸楽苑」……など、知名度の高い商品・店舗と続々コラボを立て続けに行っているのである。

 一体なぜなのか。

 「『転スラ』は、サラリーマンだった主人公が不慮の事故に遭って死んでしまい、異世界でスライムとして転生するというストーリーです。このスライムは、あらゆるものを捕食してしまうスキルや、あらゆるものの解析や演算をしてしまうスキルを持っているのですが、この設定をもとに『スライムが企業の商品を捕食して、その商品に姿を変える』という形で、さまざまな商品・サービス、店舗さまとのコラボレーションを行っています」

 そう話すのは、同作品の宣伝プロデューサーである株式会社バンダイナムコアーツの鶴橋能里子さん。主人公のスライムが企業のロゴを飲み込み、そのロゴに変化する……といった具合に、商品とのシンプルなコラボが可能なことが、企業側にも好評なのだという。

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最終更新:12/6(木) 12:00
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