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25歳女性が「お見合い」で結婚を決めたワケ

12/6(木) 16:30配信

東洋経済オンライン

今年の3月に入会してきた25歳の女性が、4月にお見合いをした9つ上の男性と成婚を決め、9月に成婚退会をした。
仲人として婚活現場にかかわる筆者が、毎回1人の婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、「若くしてお見合い結婚をする人生の選択」について考えたいと思う。
 3月のある日、山神瑞穂(25歳、仮名)が、面談にやってきた。ショートヘアに黒目がちの大きな瞳が印象的で、アイドルグループのメンバーにいてもおかしくないくらいのかわいらしい容姿だった。そんな彼女が、開口一番に言った。

 「お見合いをして、できるだけ早く結婚したいんです!」

 年齢的にも見た目的にも、普通に生活をしていればすぐにボーイフレンドができるだろうし、合コンや飲み会に行けば、真っ先にモテるタイプだろう。それがなぜ25歳にして、あえてお見合い結婚を選ぶのか。スペック重要視ということか? 

■「時間の無駄はイヤ」

 「べつに玉の輿に乗りたいわけではありません。結婚しても仕事は続けたいし、経済的にもパートナーに頼るような生活はしたくない。

 ただ恋愛で相手を見つけたとしても、その先に結婚があるかどうかはわかりませんよね。こちらが結婚したいと思って付き合っているのに向こうにその気がなかったら、付き合った時間が無駄になってしまう。結婚する意思のある人と出会いたいんです」

 実はここに来る1年前にも、結婚相談所に登録をしていたという。そこは、瑞穂が卒業した女子大の同窓生やその親族関係者が登録している相談所だった。身内で構成されているので男性の素性に安心感はあったが、登録人数が圧倒的に少なく、お見合いが思うように組めなかった。

 そこで、この連載記事を読み、私を訪ねてきた。

 「30までには子どもを産みたいんです。あと5年あるけれど、出会って結婚して妊娠して出産をするまでには、2、3年かかる。今から活動を開始しないと、間に合わないと思ったんです」

 なんとも用意周到だ。人生は計画通りにはいかない。歳を重ねれば、誰もがそれを知るのだが、そこは20代ゆえの若さとまっすぐさなのだろうか。

 そんなことを思っていたら、「実は、これって失恋の反動なんです」と、意外な答えが返ってきた。

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