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美容・ダイエット本、トレンドは「体幹エクササイズ」へ  4~5年周期で変化、次来るのは呼吸法?

12/7(金) 12:00配信

コンフィデンス

 2018年の年間“本”ランキングが発表された。総合部門にあたる「BOOKランキング」には、2位の『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』(サンマーク出版/72.0万部)を筆頭に『医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』(5位/ダイヤモンド社/60.0万部)、『ゼロトレ』(6位/サンマーク出版/50.7万部)がTOP10入りするなど、「美容・ダイエット」関連本の健闘が目立った。

【一覧表】今年のヒット本は? 年間“本”ランキング 総合TOP25

■体の中から美しく…2年前までは「“作り置き”レシピ」が流行

 17年の年間7位だった『モデルが秘密にしたがる~』は、今年も売上を大きく伸ばして、2年連続のTOP10入り。「美容・ダイエット」ジャンルでは2年連続1位を獲得。同書はミス・ユニバース・ジャパン日本代表公式コーチの佐久間健一氏が実践するエクササイズ。体幹の筋肉(インナーマッスル)を鍛えて、背骨や骨盤を元の位置に戻す(体幹リセット)ことでダイエット効果が得られる、という内容だ。

 6位の『ゼロトレ』も、体の各部位を本来あるべき元のポジション(ゼロポジション)に戻すことで、痩せられるだけでなく、体の不調までも改善されると提唱する。こちらは、ハリウッド女優やトッピモデルも実践するNY発のダイエット法としていることで話題になり、今年5月に発売されて以降、一気に部数を伸ばしてきた。メソッドは違えども、両書ともに加齢とともに崩れていく体のバランスを簡単なエクササイズで整えていくという考え方は似通うところが多い。

 なお、5位の『医者が教える食事術~』(ダイヤモンド社/60.0万部)は医学博士の著者が、医学的エビデンスに基づいた正しい食事法として68の具体例をまとめたもの。食の教養を身につければ、仕事・人生のパフォーマンスを最大化できると説いている。

 2年ほど前までは、料理研究家・柳澤英子のレシピ集「やせるおかず」シリーズなど、手間がかからず、失敗しない“作り置き”レシピが、健康的に痩せられるだけでなく、経済的で効率といった要素も加わって、幅広い層の支持を得て大ブームとなっていたが、今年の売上上位作を見ると、美容・ダイエットのトレンドは、レシピからエクササイズや食事法に変化したことがわかる。

■10年代に入ってからの「食べてやせる」ダイエットブームを作ったタニタ

 ダイエットと言えば、かつては「りんごダイエット」、「グレープフルーツダイエット」、「ゆで卵ダイエット」など、周期的に単品ダイエットが流行ったり、00年代半ばにはビリー隊長の軍隊式のハードな短期集中型エクササイズ「ビリーズブートキャンプ」がブームになったりしたが、健康志向の高まりから、10年代に入ると単品を摂取するダイエットよりも、持続可能で健康的に痩せられるダイエットに人々の関心が向くようになった。健康をテーマにしたテレビバラエティ番組などの影響によって、一時的なダイエットはリバウンドを生むため、体質改善することがダイエットの近道という考えが浸透してきた表れと言えよう。

 10年代に入ってからの、ダイエットの主流は「食べてやせる」。従来の「抜く」から「食べる」という180度の転換となった、その流れを作ったのは、シリーズ3作の総累積売上が400万部を超す驚異的なセールスを記録した『体脂肪計タニタの社員食堂』(大和書房)だ。「健康をはかる」という体脂肪計メーカーが提案する、ヘルシーで満腹感も得られるメニューレシピであることや、そのメニューを同社の社員食堂で継続して食べた社員がダイエットに成功した実績も相まって、息の長いベストセラーになった。前出の「つくおき」シリーズの大ヒットは、「食べてやせる」流れを汲んだ健康的なダイエットであることに加えて、日々の料理時間も節約できる点が現代人の心をくすぐった。

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最終更新:12/7(金) 12:00
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■表紙インタビュー
玉井健二氏(音楽プロデューサー/agehasprings 代表取締役CEO)
理想は“球体”。さまざまな業種の人たちと
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