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NASAの探査機「オシリス・レックス」は、こうして小惑星からサンプルを採取する

12/7(金) 12:21配信

WIRED.jp

米航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「OSIRIS-REx(オシリス・レックス)」が、小惑星ベンヌに到着した。この探査機には、ベンヌから物質を採取して地球までもち帰るという重要なミッションが課せられている。いかに探査機は小惑星のサンプルを採取するのか。そして、いかに地球にもち帰り、そこから何が解明できると期待されているのか。

2021年には地球に帰還?

米航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「OSIRIS-REx(オシリス・レックス)」が、12月3日12時20分(米国東部時間)に小惑星ベンヌに到着した。

オシリス・レックスは、NASAが8億ドル(約900億円)の予算を投じて進めるニュー・フロンティア計画の一環として、2016年9月にケープ・カナヴェラル空軍基地から打ち上げられた。目的地にたどり着いたことで、太陽系惑星の調査は重要な瞬間を迎えたことになる。

ベンヌは直径500m弱の小さな惑星だが、今回のミッションには大きな期待がかけられている。

ひとつには、45億年前の誕生時から、組成がほとんど変わっていないと考えられているからだ。つまり、惑星表面の物質を分析すれば、太陽系の歴史や地球で生命の誕生を引き起こした有機物質について、新たな発見があるかもしれない。ただ、ベンヌから物質を採取して地球までもち帰るには、さまざまな難関をクリアしなければならない。

探査機の様子はNASAがライヴ中継

オシリス・レックスという名前は、惑星の起源(Origins)、光学的観察による分析(Spectral Interpretation)、組成の特定(Resource Identification)、太陽風から受ける影響の調査(Security)、表面探査(Regolith Explorer)の頭文字をつないだものである。

ここからもわかるように、探査機はまずは惑星のはるか上空から望遠鏡などを使った観測を行う。なお、ベンヌへの到着の様子や探査機の現在の様子は、NASAの提供するライヴ動画から確認できる。

オシリス・レックスは今後1カ月、惑星表面から約12マイル(約20km)の距離を維持しながら観測を行う。この間には数回の接近を試みる計画で、最高800フィート(244m)まで近づくこともあるという。12月31日には軌道に入る予定だ。成功すれば、ベンヌはNASAが軌道観測する惑星としては最小となる。

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最終更新:12/7(金) 18:37
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