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レバノン17億円豪邸、再婚妻とのNY宅、宮殿結婚パーティー… 「カルロス・ゴーン」疑惑のカネ

12/7(金) 8:00配信

デイリー新潮

 日産自動車のカルロス・ゴーン会長(64)が逮捕された騒動では、各国に疑惑の豪邸を構えていたことが暴露された。中でも自身のルーツ・レバノンはさすがというべきか。改修費込みで17億円もの大金が注がれたといわれる。

 かつて地中海貿易で栄え、中東のパリと称された首都ベイルートにその邸宅は建つ。だが、ゴーン少年がフランスの高等教育機関に入学した後に内戦が勃発。国土は荒廃し、最新のIMF名目GDPランキングでは、世界193カ国中80位の地位に甘んじているのだ。

 そう聞けば、NYやパリならいざ知らず、本当に高額な物件など存在するのか。

「地中海に面したマンションなら、1部屋3億円という値段も珍しくありません」

 とは、元駐レバノン日本国特命全権大使で外交評論家の天木直人氏である。

「報道された写真を見る限り、建物1棟と土地代を合わせて10億円くらいなら納得できます。こんな高級住宅が幾つもあるんです」

 現地の日本料理店「SHOGUN(ショーグン)」の店員に聞くと、

「この国は貧富の差が激しい。彼の家はワインを貯蔵できるほどだから、デラックスなのは間違いないよ」

 再び第二の故郷に錦を飾る日はやってくるのか。

会社につけを回した豪華「家族旅行」の行程表 隠されたNYの家

 不正支出では、家族旅行の費用までつけを回していたとされるが、そこは世界に名立たる経営者。その行程表を探ると、いつぞやの“前都知事”の“家族で千葉の竜宮城”とはスケールが違う。

 日産関係者によれば、

「ゴーンさんは、多忙でも必ず休暇は家族のために使うと公言していました。リオのカーニバルの時期や、年末年始は親族のいるブラジルに家族同伴で帰国するし、夫人と連れ立ってレバノンへもよく足を運んでいた。その他にクルージングや高級寿司店での飲食代など、総額は数千万円にのぼると見込まれています」

 3年前に離婚したゴーン容疑者が、新たな家族に選んだのはキャロル・ナハス夫人(52)。レバノン出身で現在は米・NYに住む。そこに2人のスイートホームが隠されているが、大っぴらにできないのにはワケがあると、現地特派員が言う。

「この愛の棲家(すみか)も日産側に提供させた疑いを持たれているのです。物件はマンハッタンでもセントラルパークに近い山の手の高級住宅街。アッパーイーストサイドと呼ばれるエリアにあり、高名なレストランや服飾店が軒を連ねる、ニューヨーカー憧れの場所なんです」

 夫婦の疑惑は他にもある。

 バツイチのゴーンがキャロル夫人と再婚したのは、2016年5月のこと。その年の10月、キャロル夫人の50歳の誕生日にあわせ、世界遺産であるフランスのベルサイユ宮殿で、盛大な結婚パーティーを開催した。ソフィア・コッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」を真似た、盛大な宴だったという。

 それも日産持ちだったと噂されているが、そもそも、ベルサイユ宮殿を借り切るなんてできるのか。

 フランス挙式専門のコーディネート会社「ブランシュ・ボヤージュ」に聞くと、

「ゴーン夫妻が結婚パーティーを開いたのは、有名な“鏡の間”がある宮殿とは別で、離宮である大トリアノン宮殿の部屋の一つです」

 大トリアノン宮殿は、ルイ14世が愛人や家族と過ごすために建てられた。フランス革命の惨禍で、一時は荒れ果てたが、ナポレオン時代に修復工事が行われ、現在は、国賓を招いた晩餐会などで使われているという。

「ベルサイユ宮殿では、修繕費に充てるため、一部の部屋を貸し出している。公式サイトには、その案内も出ていますから、一般の方でも利用することはできます。ゴーン夫妻の結婚パーティーの参列者は、家族も含めて120名ほどなので、それほど大きな部屋ではなかったはずです。場所代は、食事と合わせても、500万から600万円くらいではないでしょうか」

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最終更新:12/7(金) 8:00
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