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「由伸2世」谷田さん、米挑戦報告会を開催 今後は一般就職へ、20社以上から興味

2018/12/10(月) 10:13配信

THE ANSWER

クラウドファンディングの支援者向け報告会に約40人集まる

 今秋プロ野球ドラフト会議で指名漏れし、現役引退した前四国IL徳島・谷田成吾さんが9日、今春にクラウドファンディングで行った米挑戦の支援者向け報告会を開催。「由伸2世」の異名でアマ野球界を沸かせた25歳は「プロにはなれなかったけど、皆さんのおかげで素晴らしい野球人生を送ることができた。後悔はありません」と感謝した。

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 東京六大学通算15本塁打を放った谷田さんは慶大4年秋のドラフト会議で指名漏れ。2年後の再挑戦にかけて入社した社会人野球の名門・JX-ENEOSで、昨年もNPB入りは叶わず。「プロ挑戦は最後」と挑んで決めた今年、春に関係者から話が舞い込んだ米マイナーのトライアウトにクラウドファンディングで挑戦した。集まった金額は200万円超。この日は出資者向け報告会を行い、約40人が集まった。谷田さんは「皆さんの支援のおかげで今年一年、精いっぱい頑張ることができました」と感謝を述べた。

 報告会では米挑戦に至った経緯を説明した。25歳を迎えるシーズン、過去に25歳以上でプロ入りした選手は投手が多いこと、自身は高校、大学とプロのスカウトの注目を集めながら声がかからなかったことを踏まえ、「今年、プロに行けなければ厳しい」と今季を最後のプロ挑戦にすると決断。「あと1年で終わるかもしれない野球人生、できることは何でもやろう」とし、所属していたJX-ENEOSに迷惑をかけることに悩みながら、最後は「プロ野球選手になりたい」という夢を追ったことを明かした。

今後は一般就職へ、20社以上から興味…学生野球資格回復も

 集まった資金は代理人、通訳、練習施設、宿泊費などにかかったことを説明し、自身の持ち出しも含め、1か月の挑戦で使い切った。実際にメジャー関係者に送った自身のプレー集、現地のトライアウトの様子も映像で公開。アストロズなど複数球団に興味を示され、テストも受けたが、最終的に契約には至らず。支援を受けながら、結果を残せなかったことを謝罪した。

 その後、NPB入りに目標を切り替えて四国IL徳島に入団。10月の野球人生最後となるかもしれないフェニックスリーグで西武・高木勇人からホームランを放ったが、ドラフト会議で指名されず。現役引退を決めた。最後は「プロにはなれなかったけど、皆さんのおかげで素晴らしい野球人生を送ることができた。後悔はありません」と挨拶し、温かい拍手が送られていた。

 今後は一般就職を目指す。挑戦心を持ったアマチュア球界トップ選手とあって、すでに20社以上から話があったという。「社会を自分はまだ知らないので、いろんなことを考えながら、皆さんに応援して良かったと思ってもらえる人間になりたい」。野球との関わりについては母校の慶応高から後輩に指導してほしいという依頼も受けており、独立リーグ経験者も必要となる学生野球資格回復研修を受ける意向も明かし、「今後も違った形で、野球と携わっていければ」と夢を膨らませた。

THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara

最終更新:2018/12/10(月) 10:29
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