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大阪2025はSDGs万博

2018/12/12(水) 16:21配信

オルタナ

一過的なイベントではなく持続可能なインパクトを目指せ

BIEのサイトでは、最新ニュースとして「太陽の塔」の画像がトップページにある。フロントページに「In Focus」としてMark Wilson 教授(ミシガン州立大学)の「Expos: Temporary events with lasting impacts」という記事が載っている。

万博でのレガシー創出を訴えている。過去の事例分析もして万博で形成される公園やランドマークが持続的に関係者の印象に残り観光や経済成長に役立つとしている。

興味深いのは、これまでの万博の観光上のレガシーランキングだ。出典としてトリップアドバイザー(2018,7,2)を使っている。9位までは次の通りだ。

1位 セビリア万博1929年(スペイン広場)
ブリスベン万博1988年(サウス・バンク公園)
リスボン万博1998年(水族館)
4位 大阪万博1970年(太陽の塔)
麗水万博(韓国)2012年(アクアプラネット)
シアトル万博1962年(スペースニードル)シアトルのシンボルタワー
7位 ブラッセル万博1958年(アトミウム)シンボルタワーとしての鉄の結晶の巨大模型
8位 バルセロナ万博1929年(マジック・ファウンテン)大噴水
9位 パリ万博1889年エッフェル塔

トリップアドバイザーの人気投票ではあるが認知度把握で参考になると分析している。エッフェル塔が意外に低い感じだが、太陽の塔は4位に入っている。

25年万博の概要

25年万博概要は次のとおりである。
・政府は25年万博の経済効果を全国で約2兆円と試算。
・150カ国の参加を見込み、5月3日~11月3日の185日間で国内外から約2800万人の来場を想定
・会場建設費は約1250億円
・会場は大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)、ここではカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業も予定

25年万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、Society5.0、つまり、AIをはじめバーチャルとリアルが交錯する未来社会への実験場となろう。

大阪のもう一つのランドマーク、道頓堀はインバウンドの旅行者でごった返し、万博決定の時の歓声も話題になった。道頓堀周辺は極彩色の広告宣伝ネオンや飲食店の巨大なカニ・牛などあらゆるオブジェが並ぶ強烈な発信で圧倒される。「くいだおれ」も商都大阪の一つの顔である。

これに対し大阪北部のモダンな顔、大阪城公園や万博公園もある。多様性と商いがイノベーションを生む。

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最終更新:2018/12/12(水) 17:17
オルタナ

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