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ソフトバンク・二保 旭 ケガへの恐怖に打ち勝ち、自信を取り戻した2018年/区切りのシーズンを終えて

2018/12/14(金) 12:01配信

週刊ベースボールONLINE

「ヒジの不安も、実力の不安も全部、今年なくなった。やれるんだって。自信になった」。ヤフオクドーム内で契約を更改した二保旭は、会見でこう語った。過去2年は野球協約の定める減額制限(年俸1億円以下は25%)いっぱいのダウンだったが、このオフは3年ぶりのアップを勝ち取った。

 九州国際大付高から育成ドラフト2位で2009年入団。4年目に支配下登録された。飛躍したのは工藤公康監督が就任した15年。救援で44試合に登板し、中継ぎに居場所を見つけた。だが翌16年春、右ヒジのトミー・ジョン手術。シーズンを棒に振り、翌年も一軍マウンドには立てなかった。

 節目のプロ10年目となった今年は、戦列復帰のメドが7、8月に設けられていた。ところが開幕早々、サファテ、岩嵜翔に異変。浮上したのが二保の早期復帰プランだった。「復帰できるのか。復帰したところで前みたいに抑えられるのか」。そこへきての前倒し復帰案。「またケガしてしまったら、もう投げられない」。それでも「2年間、何もできなかった。今、チームが必要としていると伝えてもらった」。突貫調整で4月上旬に一軍昇格した。

 結果、35試合登板。ただ8月に入ってすぐ再調整を強いられ、首位西武を猛追するチームを横目で見るしかなかった。「前倒しになったとはいえ前半でペースダウンして、後半もたなかった」。すでに視線は来季へ。工藤監督と協議の上、中継ぎに限らず先発でも備える。

写真=湯浅芳昭

週刊ベースボール

最終更新:2018/12/14(金) 12:01
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