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賀来賢人を覚醒させた“アゲメン”福田雄一監督 『今日俺』で開放された演技派の魅力

2018/12/16(日) 8:40配信

コンフィデンス

『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で主人公・三橋貴志を好演している賀来賢人が、新境地を開いたと話題だ。もともとファンの間では「シリアスもコミカルもできる俳優」として知られていたが、同作の主演によってその認識が広く一般層へ拡大している。さまざまなパターンの変顔を見せるほか、長尺のアドリブダンスや、オリジナルソングも披露する賀来に対して、放送開始当初は「あれは三橋じゃない」と否定的だった原作ファンからも「アリかも」と認める声が上がっている。そんな賀来賢人の変幻自在の魅力について改めて考えてみたい。

【写真】“狂気の笑顔”を見せる賀来賢人の怪演

■シリアスから爽やか、三枚目まで何でもこなせる実力派

 賀来賢人は17歳のとき、映画『神童』(07年)で俳優デビュー。09年『銀色の雨』で映画初主演を果たし、12年に入江悠監督『クローバー』(テレビ東京系)でドラマ初主演を経験した。叔母は女優の賀来千香子。ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)や『らんま1/2』(日本テレビ系)のほか、『花子とアン』(NHK総合)、『Nのために』(TBS系)、沖田総司を演じたNHK大河ドラマ『花燃ゆ』などに出演。着実にキャリアを積み重ねていった。

 そんな賀来の三枚目の一面が世間的に注目を集め始めたのは、17年の『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)だ。演出は『今日から俺は!!』の福田雄一監督。左江内氏(堤真一)の部下・池杉役で、福田作品常連のムロツヨシや佐藤二朗とも共演。その妙なテンションや多彩な顔芸などウザさ全開のキャラクターで、SNSでは「笑いが止まらない」「賀来賢人好きすぎる」「賀来賢人の株が急上昇している」などの声が上がり、俳優評価が急上昇していた。

 だがそうして脚光を浴びたコミカルなキャラクターに溺れることなく、『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)ではシリアスな演技、『わにとかげぎす』(TBS系)ではお茶目な役、『4号警備』(NHK総合)では殺人犯を熱演してみせた。舞台もこなしており、その後も『海月姫』(フジテレビ系)や、映画でも『斉木楠雄のΨ難』『ちはやふる -結び-』と話題作に続々と出演。12月24日放送予定の『犬神家の一族』(フジ系)では、あの名キャラクター・犬神佐清(スケキヨ)役に抜擢されており、顔や表情が分からないあの白ゴムマスクでどんな芝居を見せてくれるのか期待される。

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最終更新:2018/12/17(月) 18:53
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