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レアル・マドリードとの再戦は、鹿島にとって“経験を生かせる”またとない好機

2018/12/19(水) 21:55配信

footballista

FIFAクラブワールドカップUAE2018

欧州と南米の代表以外による史上初の世界制覇にあと一歩まで迫った決勝から2年。鹿島アントラーズとレアル・マドリードとの再戦が実現する。現行フォーマットでは最後となるFIFAクラブワールドカップ(FCWC)の歴史に、鹿島は新たな1ページを刻むことができるか。2年前の対戦やレアル・マドリードが抱える問題点を踏まえ、鹿島の“勝ち筋”を探る。

文 久保佑一郎

 今回の対戦は鹿島にとって、ひいては日本サッカー界にとっても非常に貴重な一戦ではないか。

 現在の鹿島のメンバーの中には、レアル・マドリードとの前回対戦をピッチ上で経験している選手がMF永木、土居、遠藤、小笠原、DF昌子、山本、西、伊東、GK曽ケ端と9人もいる。さらに、前所属のシャルケ時代にCLの舞台でマルセロやクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)とマッチアップしていたDF内田もいる。

 世界のサッカー界をリードするメガクラブと日本のクラブチームとの真剣勝負において、過去の対戦経験を生かせる機会はほとんどない。だが、今回は違う。

 一例を挙げると、前回は相当に苦しめられたFWカリム・ベンゼマの秀逸なオフ・ザ・ボールの動きを鹿島の選手たち、特に守備陣はどう封じるのか。

 筆者は日本開催だった前回対戦を現地で取材したが、あの試合での背番号9のポストプレーは圧巻だった。抜群のタイミングでサイドや中央に生じたスペースに流れてパスを引き出すと、187cm/79kgの体躯を生かしボールをキープ。SBダニ・カルバハルやマルセロの攻め上がりを促しサイドを突破することもあれば、適切なポジションを取るモドリッチやクロースへと預けてゴール前へ顔を出しフィニッシュに絡む。

 主役の座こそゴールデンボール(大会MVP)を受賞したロナウドやシルバーボールを手にしたモドリッチに譲ったが、チームの攻撃を活性化させるプレーはまさに世界最高峰CFのそれだった。

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最終更新:2018/12/19(水) 23:23
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