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積水ハウス、環境住宅の最先端を学べる「エコ・ファーストパーク」が3周年

2018/12/20(木) 7:36配信

オルタナ

積水ハウスは12月12日、茨城県古河市にある「エコ・ファーストパーク」で3周年記念シンポジウムを行った。シンポジウムの前後には、エコ・ファーストパーク内にある3つの家と庭、資源循環センターの見学会も開かれた。行政やCSR担当者、リサイクル関係者、NPO、学生ら80人以上が集まり、環境のために住まいができることを学んだ。(中央大学経済学部=中山裕太)

■家を通じて「幸せな人生」を提供したい

なぜ積水ハウスは環境に配慮する「グリーンファースト」企業を掲げるのか。1999年、業界に先駆けて「環境未来計画」を発表。環境大臣と「地球温暖化防止」「生態系保全」「資源循環」の3つの約束をし、2008年に環境省から業界初の「エコ・ファースト企業」に認定された。

同社は、生物多様性を維持・向上させるために、「5本の樹」計画を行っている。これは、3本は鳥のため、2本は蝶のために、日本の在来樹種を植える庭づくりの計画のことだ。

「ただ家を売るわけでない。家の購入を通して、幸せな人生を提供したいのです」。積水ハウスの担当者は、見学会でこのように説明した。幸せな人生を提供するためには、健康や安心・安全な「豊かな暮らし」ができる住宅を提供しなくてはならない。「豊かな暮らし」の実現は、住宅内の環境を整えるだけではなく、自然環境にも配慮する必要があるという。

もちろん、住宅内の環境も次世代を意識したエコハウスとなっている。洞爺湖サミットで世界の首脳たちに紹介されたゼロエミッションハウス(ZEH)の「あしたの家」。この家は断熱性の高いガラスや、LED照明の使用で「省エネ」を実現し、太陽電池や燃料電池で発電する「創エネ」によってエネルギー収支をゼロにする。エネルギーだけではなく、食糧も水も自給でき、究極の「ゼロ」を目指した住宅だ。

同社の担当者は、「例えば、インフラの整っていない発展途上国に輸出できれば、インフラ整備費用よりも安く提供できるかもしれない」と話した。これが実現できれば、SDGsの目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の達成に寄与できることになるだろう。

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最終更新:2018/12/20(木) 7:36
オルタナ

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