ここから本文です

ウサイン・ボルトと乾杯! 無重力空間でシャンパンを飲んだ!

2018/12/21(金) 21:43配信

GQ JAPAN

フランスのシャンパンメーカーであるマム(Mumm)が、無重力下で使用できるボトル「マム グラン コルドン ステラ」と専用グラスを発表した。その実態はいかなるものか、ライター・大石智子がフランスでの体験飛行の様子をリポートする。

【写真を見る】無重力空間で飲めるグラスとは?

無重力を体験するため、フランスへ

8月中旬、GQ JAPAN編集部の岩田氏よりこんな連絡が入った。

「マムが無重力下で乾杯できるボトルとグラスを開発し、シャンパーニュ地方での体験取材があります。9月10日発の9月14日帰国です。ご興味ありますか?」

すぐに「興味あります!スケジュール空いています!」と返事を送った。どのような状況で無重力が体験できるかは、まったく知らなかったし、気にならなかった。私はただ、フランスでシャンパンをたくさん飲める、という気持ちになり浮かれていたのだ。

後日送られてきた資料は、「あなたは放物線飛行に参加しようとしています」という一文から始まっていた。この時初めて、無重力を体験するために、特殊な飛行機に乗るということを把握した。しかしいわゆる取説の読めない人であるため、実態が掴めない。資料は続く。

「この飛行ではゼロGから1.8Gへの変化を体験することになるため、徒労感を感じることは多く、乗り物酔いをしやすい方は顕著な徒労感を感じるとされます」

自分は新幹線に酔うくらい乗り物酔いしやすい体質だ。そわそわして友人に無重力フライトの話をすると、情報が錯綜し、「浅草花やしき」の猛スピードで急降下する絶叫マシンのイメージが頭から離れなくなった。あの急降下を繰り返したあと、無重力となり、身体がふわっと浮くと完全に誤解したのだ。

不安を胸に必要書類である心電図を病院まで撮りにいく。待合室で資料をめくっていると、ふと、もうひとつの大きな疑問が湧いてきた。

無重力では液体は宙に浮くはずだ。宇宙からの実験映像で見たことがある。いったい、どうやってシャンパンをグラスに注ぐというのだろう? そもそも栓を開けた時点ですべてが宙に飛び出すのではないだろうか。まったく種明かしのないまま、渡仏の日となった。

1/4ページ

最終更新:2018/12/21(金) 21:43
GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2019年5月号
2019年3月25日発売

800円(税込)

草彅剛が登場!ジーンズが僕の道しるべだ/2019年春夏ファッションの愉しみ方、僕らは「デニム探偵団」/人気リアリティ番組『クィア・アイ』が日本にやってきた

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事