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アーティスト「レキシ」の散りばめられた言葉遊びと自身の持つ「歴史感」〈AERA〉

1/3(木) 11:30配信

AERA dot.

 大河ドラマ「西郷どん」パワープッシュソングにCMソング、アニメのエンディングテーマ──。いつの間にか「レキシ」が世を席巻している。「レキシ」とは一体、何者なのか?

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 やたらと耳に残り、口ずさみたくなるメロディーだ。爽やかなサウンドはドライブにもぴったり、さすがは自動車メーカーのコマーシャルソングだ。この感じはおそらく、愛や恋や青春や海辺を歌っているのだろうと思いきや、歌詞に耳を澄ませば、「世襲制」「キミに家督を譲りたい」……聞き間違いだろうか?

 曲の名は「KATOKU」。家督相続の、あの“家督”だ。アーティストは「レキシ」。アフロヘアとサングラスがトレードマークのミュージシャン、池田貴史(44)のソロプロジェクトだ。

 レキシは2007年のファーストアルバム発表以降、知る人ぞ知る人気を誇ってきた。今年9月、6枚目のアルバム「ムキシ」を発表し、11月からスタートした17都市18公演の全国ツアーは完売、19年初に横浜アリーナと大阪城ホールでの追加公演が決定している。

 これまで名だたるミュージシャンとコラボレーションしてきた。いとうせいこう、椎名林檎、斉藤和義、キュウソネコカミ、チャットモンチー、松たか子、三浦大知、手嶌葵、上原ひろみ……。ヤマサキセイヤが「かまたり」「キュキュキュ、キュキュキュっキュー」と叫び、手嶌葵が儚げに「あの方の力になれる」と歌い上げ、上原ひろみが超絶技巧を駆使してソロパートを奏でるさまは、キャッチーな楽曲と相まって、かなりのインパクトだ。

 MVに出演するタレントも多い。紫式部を歌った「SHIKIBU」には俳優の八嶋智人が出演。「KATOKU」には植野行雄や堀田世紀アントニーらお笑い芸人が登場し、1980年代の米国の人気ロックバンド「ジャーニー」の、一部でシュールと話題になった「Separate Ways」のMVを怪しくなぞり、オマージュを捧げている。

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最終更新:1/3(木) 14:10
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