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親しまれた名前と決別! 自動車メーカーが伝統の車名を捨てる理由とは

2018/12/30(日) 16:00配信

WEB CARTOP

伝統の名前と決別した3車種の事例から考える

 伝統的な車名が消えることがある。長年のファンは悲しむが、消滅するにはそれなりの理由があるものだ。後継モデルの車格が変わることで名前が変わったり、そもそも同カテゴリーのモデルから撤退したりなど、さまざまなケースがある。ここでは、過去に消えた3つの車名をピックアップして、経緯や背景を見てみよう。

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1)スバル・レオーネの場合

理由:ラインアップの拡大による発展的消滅

 いまでこそスバルの乗用車(登録車)は水平対向エンジンを搭載したモデルがいくつも存在しているが、1989年以前は水平対向エンジンを積んでいるのは「レオーネ」だけで、それ以外は軽自動車と軽の派生的小型車という構成だった。そうした事情もあって徐々にレオーネのカバー範囲は広くなっていった。

 そこで、レオーネの守備範囲をふたつに分けることにした。そうして生まれたのがレガシィ(1989年)とインプレッサ(1992年)だ。あの英断がなく、いまもレオーネ1車種でグローバルのニーズをカバーしようとしていたら、現在の隆盛はないだろう。単一車種のリネームではなく、会社としてのラインアップを大きく変える意思がレオーネという名前を廃止させたのだ。

 なお、レオーネという名前自体はOEMのバンに使われていたので2001年までは残っていた。また、レガシィ、レヴォーグといった「L」で始まる車名にはレオーネの精神性が込められていることもファンなら忘れられない。

2)トヨタ・セルシオの場合

理由:新ブランドの立ち上げに伴う消滅

 1989年、トヨタがまったく新しい高級サルーンを登場させた。それが「セルシオ」だ。V8エンジン専用車であり、その静粛性は高級車の新しいベンチマークとして世界中の自動車メーカーやファンを唸らせたことはご存じのとおりだ。そして、これまた知られていることだが、日本でセルシオをと呼ばれていたクルマは、北米では「レクサスLS」となっていた。トヨタの高級ブランドのはじまりである。

 彼の地では、1989年より展開が始まったレクサス・ブランドが日本に上陸を果たしたのは2005年、その後2006年にレクサスLSとしてフルモデルチェンジしたタイミングでセルシオの名前は消えてしまった。ある意味、この消滅は既定路線だったが、つなぎの名前にしては「セルシオ」が生み出したブランド力は大きく、セルシオの名前を冠した分譲マンションをトヨタ自身が手掛けたこともあったほどだ。

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最終更新:2018/12/30(日) 16:00
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