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古くて新しい街 カンザスシティ、米国ミズーリ州

1/2(水) 16:31配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

「2019年、世界のホットな旅先28」第10回

■行くべき理由:新しい活気を楽しむ

 米国中西部の街カンザスシティへの旅行者は、その大半がバーベキューとジャズを目当てにやってくるが、都会的に生まれ変わった街の姿に、すぐに心を奪われることになるだろう。

ギャラリー:2019年、世界のホットな旅先

 この街の新たな名物はたとえば、1888年建造の「Savoy Hotel and Grill(サボイ・ホテル・アンド・グリル)」を5000万ドルかけて改築した「21c Museum Hotel Kansas City(21cミュージアム・ホテル・カンザスシティ)」や、無料の路面電車などだ。全長約3.2キロの路面電車の停留所付近に立つ国立第一次世界大戦博物館では、2019年も引き続き大戦百年記念の関連行事が行われる。

 歴史ある18 番&ヴァイン地区では、隣り合って立つアメリカンジャズ博物館とニグロリーグ野球博物館を訪ねよう。繁華街の西に位置する工業地区ウェスト・ボトムズにあった空きビルには現在、レトロクールなショップや、1930年代のもぐり酒場を改装した「The Ship」などのクラブが入っている。

「わたしにとって、ウェスト・ボトムズ地区はカンザスシティの歴史を物語る場所です。家畜収容所が、列車が、交易が、国土の真ん中を貫いて動いていくのです」と語るのは、ジュース専門店「Ruby Jean’s Juicery(ルビー・ジーンズ・ジューサリー)」を創業した地元出身のクリス・グッド氏。「とはいえ、カンザスシティではどこへ行こうとも、ここが故郷だという安心感があります。この街にはソウルがあるのです」

■楽しみ方:繁華街を巡って近年の復活事業の成果を見学し、路面電車の「Original KC Streetcar Tour(オリジナル・KC・ストリートカー・ツアー)」に参加してカンザスシティの華やかな過去の物語に耳を傾けよう。

文=MARYELLEN KENNEDY DUCKETT/訳=北村京子

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