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ジェームズ・ボンド俳優5人の降板理由は意外だった!

1/4(金) 21:42配信

エスクァイア

彼らは、なぜ「殺しのライセンス」を返却したのでしょうか。

【 写真 】「007」シリーズに登場したボンドガールを振り返る!

 2017年の時点では、ダニエル・クレイグが「007」シリーズ最新作の『ボンド25(仮題)』に出演するのか、はっきりしていませんでした。 
 
 クレイグがボンドを演じるのは、次作で5度目となります。ですが、彼はボンド続投を認めたときにさえ、「最高潮にあるときに退きたいんだ。待ちきれないよ」と語り、次が最後になる可能性を仄めかしていました。 
 
 そんなクレイグは新作「007」映画との契約にサインする前に、「しばらく休憩が必要」と話していましたが、この休憩はしばらくどころではなくなりそうです。というのも、『ボンド25(仮題)』の公開は、2020年まで延期されましたので。
 
 これによって今回の作品を最後に、クレイグがボンドの特権こと「殺しのライセンス」を返却することになっても、彼がボンドを演じた期間はロジャー・ムーアを越えて歴代最長となります(作品数ではなく年数です)。 
 
 では、これまでの歴代ボンドたちは、なぜワルサーPPKを手放すことになったのでしょうか。今回はその理由に迫ります。

ショーン・コネリー 「役者イメージ固定への恐れ」

 歴代最高のボンドの呼び声もある初代ボンドは、この役からなかなか離れることができませんでした。というのも、コネリーは1度ボンド役を退いた後、2度にわたって復帰していたのです。 
 
「007」映画5作品に出演した後、コネリーは『007は二度死ぬ』を最後に、ボンド役を降板しました。ジェームズ・ボンドという象徴的な役に伴う巨大なプレッシャーを、「金魚鉢の中で生きるようだ」と例え、それを降板の理由としました。
 
 当時のコネリーは「ボンド役を降りた理由の一端はプレッシャーにあります。また、私には完全にジェームズ・ボンドのイメージが付いてしまい、それに飽き飽きしてつまらなくなってしまったんです」と語っています。 
 
 しかし、コネリーはひとつの「007」作品を挟み、1971年の『007 ダイヤモンドは永遠に』で再びタキシードに身を包むことになります。この復帰の際には、「ユナイテッド・アーティスツ(映画スタジオ)がコネリーの望む作品2本の製作費を提供する」といった条件を含む新たな契約が結ばれたとされ、コネリーは同作の出演料を投じてスコットランド国際教育基金を設立したのでした。 
 
 コネリーの復帰は1作品のみで、彼自身もこのとき「2度とボンドを演じることはない」と語っていました。当時の彼は、「ジェームズ・ボンドなんて役は前から大嫌いだったんだ。彼を殺したいくらいだ」と語っています。 
 
 確かににコネリーは、2度と「正式な」ボンドを演じることはなかったのは事実です。
 
 しかしながら…実はもう一作品、コネリーは「007」映画にボンドとして再び復帰しています。すでに「え!?」と思っていた方も少なくなかったでしょう。とはいえ、その作品は『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(『007 サンダーボール作戦』のリメイク作品)』で、これは『007 サンダーボール作戦』の共同脚本家であるケヴィン・マクローリーによって創作されたものになります。いわゆるノン・カノン(非正史扱い)の作品だったわけです。

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最終更新:1/4(金) 21:42
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