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ジェームズ・ボンド俳優5人の降板理由は意外だった!

1/4(金) 21:42配信

エスクァイア

ジョージ・レーゼンビー 「的はずれなアドバイス」

 コネリーの降板後、007役はオーストラリア人俳優のジョージ・レーゼンビーの手に渡りました。そうして、1969年公開の『女王陛下の007』でボンド役を演じたのですが、実はこの役がレーゼンビーにとって初の俳優としてのキャリアだったのです。 
 
 レーゼンビーが『女王陛下の007』の中で演じたボンドは、歴代ボンドのなかでも最も評価が割れるところで、そもそもこの映画自体もシリーズで最も好き嫌いが分かれる1本になります。レーゼンビーの主張によれば、彼はさらに6本のボンド映画と契約するのをやめるようマネージャーに説得され、その後、映画業界でブラックリストに入れられてしまったと言います。 
 
 また、撮影現場での彼が、「扱いにくい」とのゴシップも流れていましたが、レーゼンビー自身は強く否定しています。 
 
「『ジェームズ・ボンドはどうせ終わりだ』、とアドバイスされたんです。そもそもショーン・コネリーの映画でしたし、60年代は『戦争』ではなく『愛』が重要でした。ヒッピーの時代でしたからね。私はそんな彼の助言を信じたんです」と、レーゼンビーは2017年のインタビューで語っています。 
 
「それに、『クリント・イーストウッドという男がイタリアで映画に出ており、西部劇をやって毎月5万ドルを稼いでいる』とも言われました。『君にもできる』とね。ですから、当時は自分が数百万ドルを失おうとしているとは感じませんでした」とジョージ・レーゼンビー。
 
 レーゼンビーという俳優は、そんな「不遇のボンド」として知られていますが、その裏には、そんな的はずれなアドバイスがあったのですね。

ロジャー・ムーア 「年齢」

 ボンド役として7作品に出演したロジャー・ムーアは、最後の『007 美しき獲物たち』のときには、58歳と過去最年長のボンド俳優となっていました。 
 
 …というわけで、ムーアがボンド役を降りた大きな理由はこの年齢にあるようです。とは言っても、当時の彼がもはや「スタントをこなせなかった」というわけではありません。 
 
「当時は1日に2時間のテニスをしたり、毎朝1時間のワークアウトをしたりもできましたから、体力的な問題ではありませんでした」と、ムーアは2014年のインタビューの中で語っています。 
 
「体力的には問題ありませんでしたが、見た目の面で、ボンドガールが孫娘に見えてきそうなくらいに老け始めていましたから…それが嫌になったんです」とロジャー・ムーア。 

 
 2017年に亡くなったムーアですが、生前に「ザ・ミラー」紙が行った最後のインタビューの中でも同じようなことを言っていました。この話によれば、ムーアは『007 美しき獲物たち』の後に自分の見た目について…「20代前半のボンドガールたちと違和感なく隣に並ぶには老け過ぎている」と思ったそうです。 
 
 しかし、彼は2012年のロンドンオリンピック招致のための広告で、ボンド役を再演。この広告には、ピアース・ブロスナン時代にマネーペニー役を演じたサマンサ・ボンドも登場していました。

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最終更新:1/4(金) 21:42
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